【越乃寒梅 澵しん 吟醸】


【越乃寒梅 澵しん 吟醸】

明治40年創業の石本酒造。

「農作業に励む、亀田の人々に喜んでもらえる酒を造る。」

有名な「越乃寒梅」は、そんな素朴な想いの下に生まれました。

新潟市のほぼ中央に位置する「亀田郷」。

阿賀野川、信濃川と、2つを結ぶ小阿賀野川に囲まれた砂丘地が「越乃寒梅」の故郷です。

蔵元の所在地である亀田郷は、阿賀野川を水系とした 清く澄む良質な水に恵まれます。

2016年2月│蔵元からのたより│越乃寒梅│石本酒造株式会社

「新潟」は、文字通り「新しい潟」と書きます。

「潟」とは「砂州によって誕生した海岸の湖」、英語では「ラグーン(Lagoon)」。

”越後平野”の成り立ちは、信濃川や阿賀野川といった河川から運ばれてきた土砂が堆積してできた沖積平野です。

阿賀野川流域は、内陸部から海岸にかけて 巨大な砂丘列が形成されています。

全国にも例がない「新潟砂丘」と呼ばれる大砂丘列です。

出典https://sakefes.com/koshinokanbai0319/

潟や湿原が広がっていた越後平野には、放水路や排水路が掘られ干拓されて農地となっていきました。

古より…暮らしは水の恩恵とともにあり、同時に水との苦難の歴史でもありました。

されど今では… 日本海側で山と川に恵まれている新潟県は日本有数の米の産地となりました。

初夏に大きな実をつける「藤五郎梅」の畑は、初春の残雪のなかで可憐な花に彩られます。

酒名は、寒さに堪え凛とした美しさを放つ梅の花から「越乃寒梅」と名付けられました。

今回 ご紹介するお酒は…

越乃寒梅の『澵(しん)』

「氵(さんずい)」に、新潟の「新」を組み合わせた漢字。

日々の食卓に寄り添う、石本酒造の新しい定番酒です。

 

●かつて越乃寒梅を飲まれていた方にこそ、いま改めて…。●

五百万石(ごひゃくまんごく)」は酒米の東の横綱! 新潟県が誇る酒米の魅力に迫る|たのしいお酒.jp

2023年に誕生した「澵」。

地元の五百万石とともに…

兵庫県(三木市産)山田錦を掛米として使用しています。

元々「山田錦」は、「山田穂」を母として生まれました。

兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が伊勢を詣でた際に…

草丈が高く穂の大きい稲を伊勢山田の地で発見しました。

『豊受大御神』を祀る伊勢山田(度會)の地より、「山田穂」と名付けられました。

最高の酒米として知られる、兵庫県産「山田錦」は…

大正12年、兵庫県で山田穂を母に誕生した品種です。

四季と共にある日本の国…
春は田植え、秋は稲刈り…
いのちの水、いのちの米…

稲作を通じて培われた、日本の醸造文化こそ酒造りです。

(度会神主の祖は、日本に稲作・神水を伝えたとされます)

…「澵」は、熟成によって さらに旨味をプラスしています。

優しい味わいで、現代の食事にもより一層合うように仕上げています。

越乃寒梅を未体験の方には、もちろんですが…

かつて愛飲されていた方にも、時代を超えて…

ぜひ一度お試しいただきたい素晴らしい「澵」。

旨味ある辛口とキレの良さは、”食中酒”としても最適です。

飲むほどに、新潟が誇る米本来の旨味を感じられる一本です。

 

●飲む方にどこまでも寄り添う澵●

楽天市場】越乃寒梅 百十周年祝酒 一輪一滴 720ml【2017年9月25日発売】函付 : かのや本店〜醸造は芸術越乃寒梅 (こしのかんばい) 石本酒造 - さけのわ

石本酒造では、お客様へ約束する提供価値の一つに…

どこまでも「飲み手に寄り添う酒」を掲げています。

これまで培ってきた”越乃寒梅らしさ”を継承しつつ…

「飲み手に寄り添った現代の食事に合う、定番酒とはどんな酒か?」

… 改めて問い直し、この「澵」を醸しました。

「これまでの越乃寒梅に対する先入観に囚われず…

真っ新な気持ちで、皆様に味わっていただきたい」

そんな願いが、「氵」に「新」を組み合わせた「澵」という名前に込められています。

 

● 誇りを身に纏う伝統の辛子色 ●

あえてラベルは、新しい色ではなく…

ブラックボトルに、越乃寒梅伝統の辛子色をまとった「澵」。

「日々の食卓に寄り添う定番酒として、

長く皆さまに親しまれる酒でありたい」

そんな願いと決意が込められたラベルデザインとなっています。

…越後銘酒の代名詞ともなった「淡麗辛口」という言葉は、

「越乃寒梅」から始まったといっても過言ではありません。

(※当店は 先代より「越乃寒梅」正規特約店として、共に酒史を歩んできました)

その誇りを伝統の辛子色に纏い、
酒道を真っ直ぐに歩み続けます。

 

 ●日々の食卓のお供として●

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「澵」は、どの温度帯でもお楽しみいただけます。

冷やし過ぎない 15~16度ならば、
香りと味の広がりを感じられます。

ふくよかな味わいであるなら、
35~45度の燗がおすすめです。

和洋中問わず、「澵」一本でさまざまな料理に合わせることができます。

いつでも揺るがない、繊細な香りと透明感…

凛とした上品な味わいは、今なお不変です。

 

原料米……五百万石(新潟県産)
山田錦(兵庫県三木市志染町産)
精米歩合……55%
アルコール度数……15度
日本酒度……+6(成分値は管理目標値)

 

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