【若戎 純米吟醸 別誂え 月日彩り2017 vintage】
【若戎 純米吟醸 別誂え 月日彩り2017 vintage】
「刻冴ゆる 無濾過生原酒 三重山田錦 零下熟成」 一期一会のみ 1800ml…
蔵の創業は、嘉永6年(1853年)
…黒船が浦賀に来航した年です。
7代目・義左衛門が藤堂藩より酒造りの印札を受け、酒造業を開始。
それまで蔵元の重藤家は、お伊勢参りの初瀬街道沿いにあった現在の地で「たわらや」という旅館を営んでいました。
筋向かいにある造り酒屋「蛭子屋」から、ある日「居抜きのままで商売を取り替えてはくれないか」と懇望されます。
これを受けて、酒造りの第一歩を踏み出しました。
出典https://smbiz.asahi.com/article/14017939
「若戎」という酒銘は、一つには、蛭子屋の経営者が若いエビスに変わったこと。
二つには、新年に若者が戎の面を被り福徳開運・商売繁盛・家内安全を祈念し…
若水の福茶を飲み酒を酌みかわす「初戎」という風習がこの地にあったこと。
また、伊賀出身の俳聖”松尾芭蕉”が詠んだ句「年はみな人にとらせていつも若戎」にちなみ名付けられました。
(”若戎”の言の葉は、神宮 度會神道の ”常若”にも通じています)
●三重「山田錦」100%●
日本酒造りにおいて、お米選びは最も重要です。
酒米の王と称される「山田錦」は、度會の「山田穂」を母としてつくられた品種です。
元々「山田錦」は、伊勢神宮 “山田 (度會)” の神田で栽培されていた稲穂が起源とされます。
また酒造りの「杜氏」も、「刀自」が起源と云われます。
刀自は女性を顕し、”大物忌” ヘと遡ることができます。
伊勢國の風土記に曰はく、度會の郡と號くる所以は「天日別命」観地に出て参り會ひて曰ひしく「刀自に度り會ひつ」といひき…
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
澄んだ空気、渓流で磨かれた水…
四方を山々に囲まれた伊賀盆地…
昼夜と夏冬の寒暖差が激しいことから、米作りに適した良質なお米の産地でもあります。
1986年… 6代目蔵元の重藤久一氏は、地元伊賀で”山田錦”を育てようと農家に働きかけました。
神宮といえば、御蔭さま…
いのちの水、いのちの米…
しあわせは、御蔭様への感謝のこころから…
昭和61年(1986年)、20年ぶりに三重県での《山田錦》の栽培を復活させた立役者こそ「若戎」です。
●若戎 純米吟醸 月日彩り 2017年ヴィンテージ●
「義左衛門」醸造元、天下の “吟醸蔵”として 全国にその名を馳せる若戎酒造より…
生涯で1度きり、これぞ “吟醸蔵” という素晴らしく旨し超限定酒が入荷しました!
2017年から約7年間、醸した吟醸酒を零下 -5度で長期間熟成…
さらに無濾過で、そのまま瓶詰めされた別誂えの純米吟醸です。
自然豊かな神々の故郷で栽培された「三重山田錦」を全量使用しています。
零下で熟成されたお酒の味わいは、刻とともに流れゆく澄んだ星河の如く…
どこまでも透明に溢れ、綺麗に彩られた味わいは見事です。
まるで澄んだ清水が喉を透き通るかのように入ってきます。
まろやかな舌触りで、とてもフルーティーで本当に美味しいです。
長期間熟成した分、米の旨味はふくよかで綺麗にキレていきます。
ラベルデザインも洗練されていて見応えがあり、心洗われ素敵です。
果てしなく続く満天の星空は、大海原に例えられます。
水時計のなかを流れる星の運河、神宮と同じ空の下で…
時間の経過とともに、上から下へと流れる星々と祈り…
月は自ら光らず、愛により輝き歩む道を照らしています。
歳月の経過を鮮やかに感じられ、されども変わらぬ清らかな透明感ある美酒…
寒さを迎えた冬の夜空、澄み切った月のような味わいを是非お愉しみ下さい!
…とても美味しいですが、もう二度と巡り合うことはなく一期一会となります。
精米歩合:60%
原料米:三重山田錦
日本酒度:非公開
酸度:非公開
アルコール度数:17度
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