【苗場酒造 深然(みぜん)ーMIZENー】

【苗場酒造 深然(みぜん)ーMIZENー】

1907年創業の苗場酒造株式会社。

「苗場」と聞けば、日本有数の豪雪地帯… にぎやかな苗場国際スキー場を思い浮かべる人も多いかと思います。

酒蔵は、国際スキー場の裏側にあたり…山裾に広がる鎮守の杜に囲まれた、自然の恵み豊かな場所にあります。

苗場酒造|酒の国にいがた

出典https://www.niigata-sake.or.jp/interview/k38.html

また新潟県といえばコシヒカリの産地であり、同時に美味しい「名水」の宝庫としても知られます。

稲作文化を中心に発展した日本人にとって、お米と水は”いのち”そのもの。

大切な米と、澄んだ水、そして自然の作用である発酵から生まれる日本酒…

自然ともに育み、伝統と誇りを持って高品質で愛される越後酒を醸してきた蔵人たち…

そんな苗場酒造より…

今回は、手間暇を惜しまず こだわりぬいて醸す「醸す森」の新作をご紹介します。

 

●深然-MIZEN-●

升に注ががれる日本酒の様子の無料写真素材 - ID.76297|ぱくたそ

深い香りと、米本来の甘みが織りなす自然の味わい。

フルーティで、乾杯酒として人気がある「醸す森」…

さらに すっきりとした後味で、より食事に寄り添うお酒です。

“醸す森” といえば、他で真似できない特徴的醸造法「一段仕込み」…

(※通常の日本酒は、「三段仕込み」が一般的です。)

こちらの「深然」は、良いとこ取りとも言える「二段仕込み」です。

両者の長所を受け継いでいる
二段仕込みの新ブランドです。

 

●「段仕込み」…國酒たる意味●

深い香りと甘みが織りなす、自然の味わい【深然 ―MIZEN―】 - 新潟の酒蔵「津南-苗場酒造」

「段仕込み」とは、日本酒造りの発酵のために使われる手法です。

「三段仕込み」ならば、原料を3回に分けて仕込みます。

なぜゆえに、原料を3回に分けて投入するのでしようか…

答えは、自然界からの恩恵です。

日本酒は、微生物などによる複雑な発酵過程を経て造られます。

日本酒の製造には、酵母と米が酒へと発酵する過程が必須です。

麹菌や酵母などは、自然界の微生物とともにあり…

この発酵方法は、世界で日本の国にのみ存在します。

まさしく神饌としての歴史であり、
国酒として護り伝えてきた証です。

いのちの水… いのちの米…

明治以前の造り酒屋は… 商売ではなく、御神酒造りを生業としました。

(※酒造りは、度会神主家が伝えてきた豊穣感謝祭の神饌から…)

神宮神主家が護り伝えた発酵とは、自然への畏怖と感謝の心でも…

(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)

現在、日本酒の発酵文化に高い関心を示しているのが海外の国々です。

 

●名前の由来・ラベルデザインについて●

新発売】苗場酒造の新ブランド「深然-MIZEN-」デビュー!|株式会社エンゼルグループのプレスリリース

自然の恵みをいっぱいに受けたお米から生まれる深い香りと甘み…

それがスッと身体に入って馴染んでいく自然な飲み口。

新しい味わいであるのに、どこかで感じられる懐かしさ。

「きっと、お客様の日常に自然に溶け込む日本酒になる…」

色々な意味を持つ「自然」という言葉を元に、「深然―MIZEN―」と名付けました。

「自然」を表現するラベルには、葉っぱを極限まで抽象化した図形…  

際立つ甘さを表現した丸み、スッキリした後味を感じさせるシンプルで潔い形。

このラベルには、蔵人が目指す想いそのものが込めらています。

懐かしくモダンで、なのに斬新な形と鮮やかなカラー…

皆様のテーブルに彩りを添えていただけると思います。

 

●純米大吟醸 テイスティング●

果実の香りと品の良い甘みが調和している、キレの良い純米大吟醸。

外観は透明感のある淡いクリスタル、僅かにイエローがかります。

第一印象は、若々しく華やかな果実香…

洋梨や白桃、アカシアの花…
僅かに、石灰のミネラル香…

炊いた米、つきたての餅のような香りも感じられます。

味わいは やや軽く、甘みはまろやかでふくよかです。

際立つ主張はせず、酸味は優しく自然体です。

余韻はやや短めで、キレの良いフィニッシュ。

ゆえにペアリングは、淡泊な白身のお刺身や酢で締めた青魚がよく合います。

12-15度くらいの温度帯で飲むことをお勧めします。

 

●純米吟醸 テイスティング●

外観は透明感のある淡いクリスタル、若干のイエローの色調。

第一印象は、香り華やかで芳醇。

熟したリンゴや洋梨、白桃のような果実香が広がります。

アカシアの蜜のような、甘みある吟醸香が感じられます。

かすかに、上新粉や白玉団子のような控えめな米の香り…

またサワークリームのような香りも持ち合わせています。

味わいはしっかり、まろやかでふくよかな旨味と米由来の甘み…

酸味はなめらかで、甘みとバランスの調和がとれている自然体。 

全体的に、まろやかながら芳醇…

余韻は長く、旨みが持続します。

ペアリングは、濃いめの味付けの煮物や炒め物が合うと思います。

6-8度、夏はしっかり冷やして飲んでいただいても美味しいです。

 

使用米………… 五百万石
掛米………………てこしいぶき
蔵元………………苗場酒造
精米歩合…..…純米吟醸60%
      純米大吟醸…50%
アルコール度数……14度

 

#醸す森#純米大吟醸#純米吟醸#醸す森純米大吟醸生酒#かもすもり#二段仕込#深然#みぜん#新潟県#中魚沼郡津南町#五百万石#日本酒好き#苗場酒造#滝澤酒造#名水#sake#Japanesesake#米#酒好き#japanesedrink#日本酒#地酒#生酒#酒屋#浪漫酒創庫あつみ#愛知県#岡崎市 


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です