【ルクロデュボーペール2019】

ヴァランドローのジャン＝リュック・テュヌヴァン氏が、自ら所有する畑でプロデュース…

ファースト・ヴィンテージから6年連続ワイン・スペクテイターに掲載されている逸品です。

ほどよく熟成され、美味しい飲み頃を迎えた2019年物が入荷しましたので、御紹介します。

●ルクロデュボーペール●

ジャン＝リュック・テュヌヴァン氏とミュリエル･アンドロー氏が、2006年に所有した畑から造られます。

シャトーの名前は、元々19世紀には“ランジュリュス”と呼ばれていましたが、

代々この土地を所有していたラトゥーアン家の名前から“ラトゥーアン”と改名…

その後、テュヌヴァン氏が当畑を所有したことでさらに名前を改名して現在に至ります。

テュヌヴァン氏は優れたワインを生産することを重視し、厳格な栽培と醸造を行ないます。

こうして一躍サンテミリオンのトップ生産者となり…

今や、世界的評価を受けるワイナリーとなりました。

●シャトー・ラトゥーアンの所有者から売却のオファー●

テュヌヴァン氏は、ポムロールのワインをこよなく愛し…

いつかポムロールに畑を所有することを夢見ていました。

ラトゥーアンを訪れた際、シャトーのテロワールと畑の潜在力を見出します。

テュヌヴァン氏は大変に興味深いものと判断し、その場で購入を決めました。

ここから世界に誇るワイン “ルクロデュボーペール” の物語は始まりました。

●平均寿命45年の厳選メルローを使用●

ドメーヌの80％は、ポムロールの北西のシャトー・ド・サルに近いリュー・ディ“ルネ”に位置します。

この砂利質の畑では平均樹齢45年のメルローが栽培されています。

ヴィンテージが違っても、一貫性のあるワインを造り続けています。

また、ドメーヌの残りの20％は粘土質の砂利土壌の“パタッシュ”…

2009年には、あの優良なシャトー・トロタノワに隣接する垂涎の区画…

ヴュー・シャトー・ブルグヌフに、2ヘクタールの畑を所有しています。

●素晴らしい味わい●

外観は、ほぼ黒い色調…

バターやバニラのニュアンスのある樽香が感じられます。

続いて、黒ブドウの果実味が広がっていきます。

甘口とも言えるような、心地の良いワインです。

樽香のタンニンが支配する、テクスチャーもしっかりあります。

ジャン＝リュック・テュヌヴァン…

小さな、ポムロール・クリュから誕生。

近年、世界で高い評価を得る一本です。

※売り切れの際は、御容赦を願います。

産地…………フランス
蔵元…………ルクロデュボーペール
品種…………メルロー90％、カベルネ・フラン10％

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