【エドラダワー2種】


【エドラダワー2種】

一説には、歴史を遡ればスコットランド最古の蒸留所とも…

生産量が少なく、古から幻と呼ばれてきた「エドラダワー」。

創業以来、そのままの姿で稼働…

世界で “最小規模” の蒸溜所です。

エドラダワーの種類や味わい・おすすめの飲み方などを徹底解説 | ウイスキーを知る

それこそ、歴史の変遷を辿り 今に至る伝説のウイスキーです。

現在は、大手ボトラー「シグナトリー社」が所有しています。

…今のようなウイスキーブームになる以前から、

とても評価が高く圧倒的に支持されてきました。

シグナトリー特集 シングルモルト通販 洋酒専門店TSUZAKI

今回は、そんなエドラダワーファンをも唸らせるハイクラス…

・エドラダワー 10年 2014 シグナトリー ノンチルフィルタード

・バレッヒェン 15年 2009 オレンジワインカスク フィニッシュ

…以上、エドラダワーのなかでも さらなる別格2種を御紹介します。

 

●エドラダワー蒸留所●

エドラダワー」は、スコットランド産のリッチでクリーミーなハイランドモルト|たのしいお酒.jp

“エドラダワー” は、スコットランドで最も規模の小さい蒸溜所です。

20世紀の大半を、ウィリアム・ホワイトリーが所有していました。

当時は、”キングス・ランサム” のブレンド用のモルトとして供給。

キングスランサムは、あまりにも贅沢な造りゆえに…

1980年代には生産が中止となり、今や完全に終売。

(第二次大戦後のポツダム会議の席上、チャーチル首相により唯一選ばれ振舞われたのが “キングスランサム” )

※もしよろしければ 、”漫画レモンハート18巻” を参照して下さい。

(全巻を通して、唯一 ギブアップしたのがキングスランサムです)

※弊社は国内で最も早くキングスランサムを取り扱いました(既に完売しています)

 

●イチローズモルトがモチーフとした蒸留所●

イチローズモルトの誕生秘話とは【第1回/全3回】 | ウイスキーを好きになるメディア|Barrel-バレル-

「エドラダワー」の創業は、実は大変に古いと伝えられています。

歴史深い由緒正しき蒸溜所で、度々オーナーが入れ替わりました。

2002年からは、あのシグナトリー社がオーナーとなりました。

プロの間では幻のモルトとして、最も知られた蒸溜所の一つです。

昔から ”幻のウイスキー” と呼ばれ、知る人ぞ知る憧れのモルトであったエドラダワー。

生産部門のスタッフは僅か3人で、一週間に造られるスピリッツは たった14樽(250ℓホグスヘッド換算)。

これは 一般的ウイスキー平均生産量の40分の1程度…

他の蒸溜所が1週間かけて生産するスピリッツ量を、

エドラダワーは1年かけて生産することになります。

日本でも、「イチローズモルト」で世界的に有名となった秩父蒸溜所ですが…

元々、 “エドラダワー” をモチーフとして造られていたことで知られています。

 

●エドラダワー 10年 2014 シグナトリー ノンチルフィルタード●

Edradour 10年熟成 – 2014ヴィンテージ…

シグナトリー・アンチルフィルタード・コレクション。

・ピトロッホリーの「小さな宝石」、小ロットリリース

・ファーストフィル 、オロロソ シェリー バット熟成

オロロソは、シェリー樽のなかでも最高峰に位置します。

ウイスキーの味わいに、深いコクと長い余韻を与えます。

ファーストフィル(First Fill)とは、ウイスキーの熟成に初めて使う樽(最高のカスク)

…風味や色素を強く移すため、バニラやフルーツなど豊かな香りと味わいで知られます。

エドラダワー本来の自然豊かなモルティなスピリット…

ドライフルーツ、ダークチョコレート、スパイスなど…

ハチミツのようなモルトが、新鮮で無垢なオロロソ・シェリーの贅沢な抱擁と出会います。

46% ABVでボトリング、ベルベットのようなテクスチャーと深い味わいをお楽しみ下さい。

生産地………… スコットランド/ハイランド
カスク………… ファーストフィル オロロソシェリー
アルコール…… 46%

 

●バレッヒェン 15年 2009 オレンジワインカスク フィニッシュ●

・バレッヒェン(超僅少)とは…

エドラダワー蒸留所がフェノール値50ppmというヘビー・ピート麦芽で仕込んだ限定シリーズ。

なかでも、エドラダワーにとって 極め付きの一本。

あのイアン・ヘンダーソン氏が、ラフロイグを退き…

2002年、エドラダワーに移った際に誕生しました。

バレッヒェンはエドラダワーの近くにあり、1927年に閉鎖してしまった蒸留所です。

ヘビリー・ピーテッドの原酒を、スペイン・アンダルシア地方のオレンジワイン樽でフィニッシュ…

まさに、これこそが イアン・ヘンダーソン氏の名声を世に知らしめた「バレッヒェン」シリーズです。

生産地………… スコットランド/ハイランド
カスク………… オレンジワイン
アルコール…… 54.1%

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