【萩の鶴 かわるがわる 純米吟醸 生酒】
【萩の鶴 かわるがわる 純米吟醸 生酒】
江戸時代、奥州街道の宿場町として栄えた往時の面影を今に伝える栗原市金成有壁(かんなりありかべ)…
萩野酒造は旧有壁本陣(旅宿)の向かいに位置し、脇本陣と呼ばれた佐藤家が天保11年(1840)に創業しました。
金成有壁の地は、その昔「萩の村」と呼ばれていました。
その名の通り萩の花の美しさで知られ、今でもたくさんの萩が見られます。
萩は、秋の七草の一つとして古くから日本で親しまれてきた落葉低木です。
小さな花を、枝いっぱいに咲かせ…万葉集でも多く詠まれて来ました。
故郷の花「萩」の字と、縁起のよい「鶴」とを組み合わせて「萩の鶴」と命名されました。
…今年も綺麗な花が咲きました。
…見えない根っこのおかげです。
●11月23日は大切な新嘗祭●
日本の国には、いのち育む四季があります。
春の田植えに始まり、稔りの秋に感謝しての酒造り…
「稔れば稔るほどに 頭を垂れる 稲穂かな…」
11月23日、神宮では “新嘗祭” を迎えます。
新嘗祭とは、もっとも大切な宮中祭祀です。
陛下が五穀の新穀を天神地祇に勤め、自らも食すことでその年の収穫に感謝する儀式です。
神々のルーツともいえる、いのちの米、いのちの水…
元々 酒造りは神事と共にあり、成り立ちも同じです。
”神饌”としての歴史であり、國酒とされる所以です。
“杜氏” という呼称も、伊勢神宮 “度會”の「刀自」が起源です。
伊勢國の風土記に曰はく、度會の郡と號くる所以は「天日別命」観地に出て参り會ひて曰ひしく「刀自に度り會ひつ」といひき…
度会神主家は、神宮創祀より月と星を鑑みて暦と稲作を伝えてきました。
「しあわせは、お陰様への感謝のこころから…」
本来、御神酒は豊穣(祀り)への感謝にありました。
感謝の心があってこそ、人生は豊かになっていきます。
(三重県伊勢市 … 明治九年まで 度会県度会府)
美しい夕焼けに心洗われて、遥かな時を繋いできた歴史ある日本の蔵…
米から醸された素晴らしい日本酒を、楽しんでいただければ幸いです。
●コンセプトワーカーズセレクション 萩の鶴●
7年目にして、ついにフルモデルチェンジを果たしました。
コンセプト ワーカーズ セレクションが目指してきたのは…
土地の風土や造り手の哲学・思いが 1本のボトルに凝縮された酒であり、
それぞれの飲み手が 自らの「感性」で楽しめる地元ならではの酒です。
萩野酒造の杜氏である、佐藤善之氏は「SAKE COMPETITION2019」において…
次世代の造り手を応援する “若手奨励賞” を受賞した経歴がある腕の持ち主です。
佐藤氏の手で、「今、飲んでみたい酒」を思い通りに造る…
“毎年異なる味わい” なれども自信を持って醸されています。
今年のテーマは、「お米の磨きで味わいはどう変わるか?」
扁平精米したお米を、あまり酒蔵も多様しない7号酵母で低温発酵…
結果、面白く興味深い とても美味しい味わいのお酒ができました。
何処にもないオリジナルな傑作です。
マスカットの香りを全面に感じます。
青系の爽やかな香り、続けてミントや白い花を思わすハーブなど…
総じてフルーティーというよりは、大変にフローラルな感覚です。
●和と洋を感じるエキゾチックな味わい●
微量のガス感に、生酒らしい少しまったりした粘度のある口当たり…
どこにもない、まったく違う新たな味わいをお楽しみいただけます。
はっさくなど、和柑橘を感じる甘みと酸味のコントラストが見事です。
口に含めば、しっとりと優しくて雑味のない澄んだ綺麗な味わいです。
和と洋を感じられる、エキゾチックな味わいが特徴のお酒に仕上がりました。
仄かにフルーティー、ちょっとクリィーミーさを感じられる香りも素敵です。
キレ良く、後口もスッキリで飲み飽きしない味わいに仕上がっています。
旨味も角が取れて丸くなり、心地よく優しい甘味が いつまでも続きます。
秋の味覚を引き立て、宴の始まりから終わりまで杯を重ねることができる一本です。
産地…………宮城県
蔵元…………荻野酒造
使用米…… ひとめぼれ
精米歩合…… 60%
アルコール…16度
酸度……1.4
アミノ酸……0.7
酵母……7号酵母
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