【越乃寒梅 一輪一滴 大吟醸 2021BY限定発売】
【越乃寒梅 一輪一滴 大吟醸 2021BY限定発売】
明治40年創業の石本酒造。
新潟市のほぼ中央に位置する「亀田郷」。
阿賀野川、信濃川と、2つを結ぶ小阿賀野川に囲まれた砂丘地が「越乃寒梅」の故郷です。
蔵元の所在地である亀田郷は、阿賀野川を水系とした 清く澄む良質な水に恵まれた地。
出典https://sakefes.com/koshinokanbai0319/
山々に積る万年雪が地中に溶けて、ゆっくり地下を廻り自噴する伏流水。
湧き水は、山麓の人々に恵みをもたらす神として崇敬を集めてきました。
「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首
”いのちの水”を授けたとされるのは “天村雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。
神々のルーツでもある「いのちの米、いのちの水」…
「新潟県」とは、文字通り「新しい潟」と書きます。
“潟” と呼ばれる、湖沼が点在していたことに由来しています。
潟とは、「砂州によって誕生した海岸の湖」という意味です。
古くより、潟や湿原が広がっていた越後平野ですが…
放水路や排水路が掘られ、干拓され農地となりました。
いつも暮らしは水の恩恵とともにあり、同時に水との苦難の歴史でもありました。
されど新潟県は「潟」のお蔭で… 今や、日本一の米処と言われるまでになりました
●日本の歴史とともに始まる “梅の花” ●
『令和』の典拠は、大伴旅人邸「梅花の宴」で詠まれた32首の序文…
・万葉集 「梅花の宴」
初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす…
・菅原道真公「梅一鉢」
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ … 渡会 春彦(白太夫)
…「梅」は、日本の国の大切な礎を伝える花として 語り継がれてきました。
…「越乃寒梅」は、 亀田の地でいのちを見守ってきた “梅の花” を冠します。
初夏に大きな実をつける「藤五郎梅」の畑は、初春の残雪のなかで可憐な花に彩られます。
酒名は、寒さに堪え凛とした美しさを放つ梅の花から「越乃寒梅」と名付けられました。
「農作業に励む、亀田の人々に喜んでもらえる酒を造る 」
有名な「越乃寒梅」は、そんな素朴な想いの下に生まれました。
「あー、旨かった…」、すべては その一言から始まりました。
●全国に地酒を知らしめた先駆者●
石本酒造が目指したのは、料理の味わいを引き立てる酒…
また淡麗でありながら、米本来の旨さを感じられる酒です。
食前から食後まで、飲み飽きせずにお楽しみいただけます。
…安易に大量生産することなく、生産量を限定して醸造を続けている石本酒造。
(当店は、先代より続く「越乃寒梅」正規特約店として酒史を歩んできました)
日本全国に広まったお馴染みの「淡麗辛口」という言葉は…
「越乃寒梅」から始まったといっても過言ではありません。
●越乃寒梅一輪一滴 大吟醸2021BY●
今回は、石本酒造が醸す究極の頂点「一輪一滴」を御紹介します。
一切の妥協を許さない、兵庫県三木市志染町産の山田錦を使用…
全量を特A地区で収穫した、最高の山田錦のみで醸されています。
元々、特A地区の「山田錦」とは「山田穂」を祖としています。
「山田穂」とは、伊勢(度會)の神田で栽培されていた稲穂です。
兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が伊勢詣の際、酒造家が好む稲穂(草丈が高く穂の大きい稲)を伊勢山田(度會)の神田で発見しました。
一穂を持ち帰り栽培したところ、立派な御米が稔り好評を博することができたので『豊受大御神』を祀る山田(度會)の地より「山田穂」と名付けました。
「特A山田錦」は、「山田穂」を母親に1923年(大正12年)に兵庫県で交配された品種です。
…山田錦のなかでも、日本の稲作文化と國酒そのものを伝える原点と云えます。
特A山田錦、しかも精米30%という “越乃寒梅の頂点” こそが「一輪一滴」です。
シンプルに、米本来の旨味を最大限に活かした「一輪一滴」。
特A山田錦であるが故に、しっかり熟成させ深みを増した旨味…
越後流野積杜氏の技、低温発酵後さらに低温貯蔵熟成を経て誕生。
バランスの良さはそのままに、熟成が引出す旨さをお楽しみ頂けます。
厳しい寒さに耐えながら美しさを一輪に凝縮させる寒梅の様に…
国酒の在り方と、真の美味しさを肌で実感していただけます。
培ってきた技と精神のすべてを注いで一滴を醸す、石本酒造の志を体現した一本です。
※たったの900本のみ、完全限定…
※特約店にも ごく僅かな割当です。
※完売した際には ご容赦願います。
原料米……特A地区 兵庫県三木市志染町産「山田錦」特等米100%
精米歩合……30%
アルコール分……15度
日本酒度……+3
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