【久保田 千寿 秋あがり吟醸原酒 720ml】
【久保田 千寿 秋あがり吟醸原酒 720ml】
天保元年(1830年)の創業…
全国を代表する「久保田」… その醸造元として有名な朝日酒造。
新潟の”水と米と人”を信念に、品質本位の酒造りに徹してきました。
出典https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/469
特に「酒造りは米作り」との考えから、農業生産法「(有)あさひ農研」を設立。
良質米の栽培、研究を続け成果を上げてきました。
あくまでも「品質第一」を念頭に努力を重ね、酒造業の王道を歩み続けています。
…余談ですが、当店は国内で最も早く「久保田」を取り扱った酒販店の一つです。
まだ誰も知られざる無名の草創期より共に歩み、 酒史を共に重ねてきました。
●原酒を熟成させた “秋あがり” ●
「秋あがり」とは、夏を越え秋まで熟成して酒質が落ち着き、円熟したお酒をいいます。
五穀豊穣に感謝する、稔りの秋…
待ちに待った祭りが開かれます。
春は田植え、秋は稲刈り…
いのちの米、いのちの米…
春植えざれば、秋実らず。
秋の祭りとは、豊穣に感謝する収穫祭が起源です。
昭和22年までは、”新嘗祭”という祭日でした。
新嘗祭は、現在も行われている宮中祭祀です。
(※神宮 度会神主家が伝えた豊穣感謝祭が原点)
しあわせは、お陰様への感謝のこころから…
…今年も綺麗な花が咲きました。
…見えない根っこのおかげです。
元々、“清酒”とは自然の恩恵に感謝する、清き御神酒(神饌)に由来します。
全国の酒蔵は使命として、水源である”鎮守の杜”を護り伝えてきました。
國酒とする意味であり、本来 伝えるべき日本酒造りの原点です。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
秋の祭り(新嘗祭)を迎える頃…
熟成させたお酒は、ちょうど旨味のピークとも重なり合います。
冬に仕込んだ『久保田 千寿』の原酒を、秋までじっくり熟成させました。
冬に搾られた原酒は、貯蔵される前に加熱殺菌(火入)涼しい蔵の中で長い眠りにつきます。
春、夏、秋と、原酒は、熟成と言う名の「蔵涼み」を重ねます。
熟成によって生み出された旨味は、なめらかで優しい飲み口です。
●五節句… 本日九月九日は「重陽の節句」●
日本人は元来、旧暦の重陽の節句(9月9日)より 燗酒を楽しんできました。
日本の国には、四季があります。
春は田植え、稔りの秋は稲刈り…
「稔 ネン」 = “年”(ネン)とは、穀物がみのる期間です。
「穀」の一年に一囘みのるに取りて、年の義を成しています。
「稔れば稔るほどに頭を垂れる稲穂かな…」
たった一粒の種籾から、稲は二千粒も三千粒も実をつけます。
日本の四季は “稲作”文化そのものであり、國酒たる所以です。
「四季とともにある、日本の國…」
・一月一日「元旦」
・三月三日「上巳」
・五月五日「端午」
・七月七日「七夕」
・九月九日「重陽」
…本来の五節句です。
・十月十日と書けば「朝」という漢字に…
(久保田の醸造元は、「朝日」酒造です)
日本で「とつきとおか」といえば…
”いのち産まれる日”と伝わります。
特別な酒ではなく、いつも自然に寄り添える美味しい一本…
味の移ろいを感じていただくために、変化が分かりやすい原酒を選択。
搾りたての生原酒ならではとなる、
濃厚でしっかりとした味わいです。
火入れ後の熟成によって、原酒が丸みを帯び…
より、まろやかな味わいへと変化しています。
●キレと旨味…素晴らしい味わい●
久保田の真骨頂であるスッキリ…
且つ濃厚豊潤で旨味ある味わい…
…まさしく “秋あがり” の醍醐味です。
千寿ならではのキレ、やわらかな酸味。
さらに、とろっとした口当たりと旨味。
とても味わい深いため、お酒をメインにゆっくり楽しむことができます。
…祀り、そして天高く馬肥ゆる秋。
秋に旬を迎える野菜、例えば茄子やさつまいもなど…
また秋鮭をはじめ、上品な旨味のある魚介類や肉類…
秋の味覚とも、相性抜群のお酒こそ “秋あがり” です。
アルコール分 ………19度
日本酒度 ………+5.0
酸度……… 1.4
精米歩合……麹米50% 掛米55%
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