【みつたけ純米酒 ひやおろし720ml】


【みつたけ純米酒 ひやおろし720ml】

光武酒造場は、元禄元年(1688年)の創業。

とても歴史が長く、佐賀県の中でも “光武学校” と呼ばれるほど 「杜氏」の輩出が多い蔵です。

(※【杜氏】酒をつくる職人。その長である”とうじ” )

元より、“杜氏” とは、神宮 “度會”の「刀自」が起源です。

伊勢國の風土記に曰はく、度會の郡と號くる所以は「天日別命」観地に出て参り會ひて曰ひしく「刀自に度り會ひつ」といひき…

本来、酒造りは 神事とともにありました。

光武】合資会社光武酒造場 | 酒蔵プレス

出典https://www.sakagura-press.com/sakebrewery/mitsutake/

日本の国には、いのち育む四季があります。

春の田植えに始まり、稔りの秋に感謝しての酒造り…

醸された日本酒は、今も高貴な “神饌” そのものです。

…近年、蔵では吟醸造りにも力を入れており 全国鑑評会にて多くの受賞歴を誇ります。

同時に世界最高権威とされるIWCでのゴールドメダルはじめ、海外でも高い評価を獲得。

また1990年代から焼酎を手がけ、モンドセレクション・全国酒類コンクールなどで数々の受賞に輝きます。

 

●祖より伝え紡ぐ仕込水●

mitsutakekurando

仕込水は、すべて多良山系の良質な伏流水を使用しています。

敷地内には、今日まで大切に伝え紡いできた井戸があります。

原料の洗米から割り水まで、この湧水を使い酒造りをします。

水の話 |健康住宅の話|住まいる工房

古より、日本では山々からの湧水を ”真名井の水”と称し護り伝えてきました。

「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首

”いのちの水”を授けたとされるのは “天村雲命”…

伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。

いのちの水… いのちの米…

…食料としての田んぼ。
…治水としての田んぼ。

酒蔵の使命とは、水源である”鎮守の杜’を護り伝えることでもありました。

※多良山系とは 長崎・佐賀両県にまたがる山で五家原岳(1,057m)、多良岳(983m)、経ヶ岳(1,076m)などの総称…

古い火山で浸食が進み、急峻な峰と深い渓谷がところどころに配置され、南側下流には「轟の滝」は名水とともに、数々の美しい滝と渓谷で知られています。

 

●春陽米(しゅんようまい)を原料●

はるひ | 佐倉のおみそ ヤマニ味噌

春陽米は、極大粒、極多収が特徴です。

農業・食品産業技術総合研究機構によって開発されました。

酒造用としても利用でき、麹および酵母が消化できる好適米とされます。

水溶性かつ易消化性蛋白質が少ないため、淡麗な清酒を造ることができます。

低タンパクなのでアミノ酸成分が低くなり、さっぱりした味わいとなります。

青々としたフルーツを彷彿とさせる、良い香りです。

華やかななかに、心地よく爽やかな酸が引締めます。

やさしい甘口をお好みの方に、お勧めしたい一本です。

 
●”ひやおろし” ならではの味わい●

“ひやおろし” の便りが届くとき、日本各地で豊穣に感謝する秋祭りが始まります。

“ひやおろし” は、秋まで熟成させて旨味のピークを迎えるように造られています。

御紹介の “みつたけ’ は、搾ってから出荷するまで低温熟成させています。

マスカットやライチを思わせるような、爽やかで甘い香り…

されども後味は、キリッと酸味で引き締められています。

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さらに、夏を越して まろやかとなり旨味を増した美味しさ…

ほど良いフレッシュ感はそのままに…

ふくよかな味わいに仕上がりました。

旬ならではの 秋の食材とともにお楽しみ下さい。

秋の味覚と味わう ”ひやおろし” は、最高の贅沢です。

アコール度数…… 14度
日本酒度……-5
酸度……2.0
アミノ酸度……0.5
使用米 ……春陽(熊本)
精米歩合……(掛米・麹米) 70%・70%
酵母……きょうかい1401号

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