【田神 純米大吟醸 火入れ&生酒 R6BY 】

【田神 純米大吟醸 火入れ&生酒 R6BY 】

1716年(享保元年) 、近江商人が筑波山麓に良水の地を求め創業したと伝えます。

日本では、山々から戴く湧水を ”真名井の水”として大切に護り伝えてきました。

「藤花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首

”いのちの水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…

伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。

(※天叢雲命 ≒ 天叢雲剣 ≒ 草薙剣)

来福酒造株式会社|Sakenomy - 日本酒を知り、日本を知る

出典https://www.sakenomy.jp/brewery/K01N008040/

全国の酒蔵の使命は、水源である鎮守の杜を守ることでもありました。

御紹介の来福酒造は筑西市で唯一の老舗であり、由緒正しい酒蔵です。

創業より、仕込水には筑波山麓からの伏流水を大切に使用しています。

ほのかに甘味のある “軟水” は、醸造する際は穏やかな発酵を促します。

来福酒造株式会社【公式】 | ~真向勝負~来福の物語。三百年、品質一本。1716 年(享保元年)創業|茨城県筑西市

「品質での真っ向勝負」を信条に掲げ、感謝の心で醸されてきました。

来福の名前は「福や来む 笑う上戸の門の松」の俳句に由来しています。

酒を口にするお客様のもとに福が訪れるよう願いが込められています。

 

●「田神(たのかみ)」とは…●

第二弾 田神見参 田神 純米吟醸 生 来福酒造 株式会社 | 豊醸感謝祭・豊醸祈願祭 | 日本酒|ふくむかえドットコム株式会社

日本で、古代から「農耕神」として祀られてきた神様の総称です。

稲霊「ウカノミタマ」を顕し、五穀豊穣の神様として知られます。

「田神」は 古事記や日本書記にも記されており、稲荷信仰となって根付いてきました。

「国の神話を学ばなかった民族は、必ず滅ぶ」

歴史学者 アーノルド・J・トインビ氏の言葉です。

“五穀豊穣” を祝う祭りは、世界共通であり 原点です。

飢えずに食べられることは、人類にとって…

最も基本的で、大切なことであるからです。

…食料としての田んぼ、治水としての田んぼ。

…いのちの水 いのちの米、日本酒造りの原点です。

 

●ラベルに描かれる「狐」●

宮城蔵王キツネ村|東北の観光スポットを探す | 旅東北 - 東北の観光・旅行情報サイト

狐は、農事の始まる時期から収穫が終わるまで 人里に姿を見せました。

また田の神が山へ帰られる際、一緒に山へ戻っていくと言われています。

狐は、田の神(稲荷)のお使いであると信じられてきました。

田んぼ」の写真素材 | 802,714件の無料イラスト画像 | Adobe Stock

五穀豊穣を願う人々にとって、狐は とても重要な存在でした。

稲荷の文字には「稲を荷(かつ)ぐ」との意が込められています。

本来、稲荷神社に祀られる神様は豊受大神であり 農耕を司ります。

※ 稲荷神(稲生り神…お米の出来を司る神、 豊受≒外宮≒度会宮)

日本の社寺の手水舎には、必ず ”ヒシャク”(北斗七星)が 置かれます。

北斗七星は舵を司る羅針盤となり、後に時を知らせる時計となりました。

北極星を回る北斗七星の位置が『十二支』の由来になったとされます。

度会神主家は、神宮創祀より月と星を鑑みて暦と稲作を伝えてきました。

(三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)

伊勢神宮といえば、御蔭さま…

しあわせは、御蔭さまへの感謝のこころから…

見あげれば 心洗われるような月に輝く星々…

日本の国は、四季とともにあります。

春の田植えに始まり、稔りの秋に感謝しての酒造り…

『稔れば稔るほどに 頭を垂れる 稲穂かな 』

稲は、たった一粒の種籾から二千粒も三千粒も実をつけます。

水稲農耕とは日本の文化そのものであり、國酒である所以です。

 

●「田神」日本酒誕生に賭ける想い●

来福 田神 純米大吟醸生酒 1,800ml | 株式会社田鶴酒店

茨城県産オリジナル酒造好適米「ひたち錦」を45%まで磨きました。

米の旨味を充分に引き出し、香味バランスに優れた純米大吟醸酒です。

田神 (たのかみ) は、印象的なラベルで展開する こだわりシリーズです。

ラベルデザインと商品名である、田神とは…

日本の古代より祀ってきた、農耕神の総称。

稲荷神社のご祭神でもあり、五穀豊穣を司る神様です。

特に田神の原料米は、徹底して地元産にこだわりました。

こちらの「ひたち錦」は、2003年に品種登録されました。

茨城県初の “酒造好適米” として…

県の奨励品種に採用されています。

岩手のお米 - JAいわてグループ

田神は、まさしく米の豊かな旨味に裏打ちされています。

フルーティーな香り、開栓直後は僅かに柔らかなガス感…

マイルドで滑らかな口当たり、フレッシュでキレイです。

心が洗われるように清々しく、引き締まった若さも心地よく感じられます。

されど飲めば飲むほど複雑で豊醇、米本来の持つ旨味が見事に調和します。

…日本人は自然の織りなす森羅万象を「神」と讃え、畏敬の念をはらい「神」と酒を契りました。

『五月雨そそぐ ”山田”に 早乙女が裳裾ぬらして玉苗(早苗)植うる 夏は来ぬ』

心の故郷でもある「山田」の地とは、大切な “いのち育む里山” でもあります。

(山田≒宇治山田 伊勢外宮≒豊受宮)

日本の原風景を感じられる、ナチュラルで素晴らしい旨さをお楽しみ下さい。

アルコール度 ……15度
原料米 ……ひたち錦
精米歩合 ……45%
日本酒度 ……+10から+12
酸度 ……1.4前後

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