【「若戎」 純米大吟醸-磨き35- & 三重山田錦 “十年熟成” 大吟醸】


【「若戎」 純米大吟醸-磨き35- & 三重山田錦 “十年熟成” 大吟醸】

蔵の創業は、嘉永6年(1853年)

…黒船が浦賀に来航した年です。

7代目・義左衛門が藤堂藩より酒造りの印札を受け、酒造業を開始。

それまで蔵元の重藤家は、お伊勢参りの初瀬街道沿いにあった現在の地で「たわらや」という旅館を営んでいました。

筋向かいにある造り酒屋「蛭子屋」から、ある日「居抜きのままで商売を取り替えてはくれないか」と懇望されます。

若戎酒造【笑顔に乾杯!!WAKAEBIS】 - YouTube

これを受けて、酒造りの第一歩を踏み出しました。

「若戎」という酒銘は、一つには蛭子屋の経営者が変わり若いエビスになったこと…

二つには、新年に若者が戎の面を被り福徳開運・商売繁盛・家内安全を祈念し、

若水の福茶を飲み酒を酌みかわす「初戎」という風習がこの地にあったこと…

また、伊賀出身の”松尾芭蕉”の句…

「年は みな人にとらせていつも若戎」より名付けられました。

…日本には四季があります。

春の田植えに始まり、稔りの秋に感謝しての酒造り…

女性「向け」ではなく「主役」の商品を 酒蔵8代目が探った顧客ニーズ | ツギノジダイ

出典https://smbiz.asahi.com/article/14017939

神々のルーツともいえる、いのちの米、いのちの水…

酒造りとは、日本の“稲作文化” そのものが原点です。

神宮の神事とともに在り、その成り立ちも同じです。

黄泉かえりは、元々”復活再生”の物語…

いついつまでも、常に若々しく永遠に…

度會神道の ”常若” へも通じていきます。

神宮の式年遷宮は、常若の精神を表す象徴として知られています.

 

●三重「山田錦」復活の立役者●

「稔れば稔るほどに頭を垂れる稲穂かな」

酒米の王「山田錦」は、度会宮の「山田穂」を母として誕生したお米です。

山田穂とは、宇治山田の神田で栽培されていた稲穂です。

兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が、神宮を詣でた際に…

草丈が高く、穂の大きい稲を度会宮の齋田で発見しました。

一穂を持ち帰り栽培したところ、酒造家から好評を博します。

そこで『豊受大御神』を祀る山田の地名より、「山田穂」と名付けました。

伊勢詣の人々が あまりの美味しさに驚き、「山田穂」を持ち帰り全国へ広めました。

日本最高の酒米として知られる、「山田錦」は…

大正12年、兵庫県で山田穂を母に誕生した品種です。

同じく「杜氏」も、度会の「刀自」に由来するとされます。

刀自とは女性を顕し、神宮”大物忌” ヘ遡ることができます。

伊勢國の風土記に曰はく、度會の郡と號くる所以は「天日別命」観地に出て参り會ひて曰ひしく「刀自に度り會ひつ」といひき…

(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)

日本酒を造るための米「酒造好適米」は、ご飯のお米となにが違う?【専門用語を知って、日本酒をもっと楽しく!】 |  日本酒専門WEBメディア「SAKETIMES」

澄んだ空気、渓流で磨かれた水…
四方を山々に囲まれた伊賀盆地…

昼夜と夏冬の寒暖差が激しいことから、米作りに適した良質なお米の産地でもあります。

1986年、若戎5代目蔵元 重藤久一が働きかけ伊賀の地で酒米「山田錦」の栽培を復活。

お陰で、三重の地に「山田錦」が誕生しました。

伊勢神宮といえば、御蔭様…

しあわせは、御蔭様への感謝のこころから…

昭和61年(1986年)、20年ぶりに三重県での《山田錦》の栽培を復活させた立役者こそ「若戎」です。

 

●純米大吟醸 若戎 -磨き35- (桐箱入り)●

四方を山々に囲まれた伊賀盆地は、神々の故郷…

自然は至善に通じ、大きな愛に抱かれています。

清らかないのちの水、いのちを育む米…

精米歩合は35%まで贅沢に磨きました。

新鮮な果実の香り、米本来の持つ素晴らしい甘さ…

艶やかに煌めく一滴は、まるで芸術品のようです。

時が止まったかのような優雅な余韻に酔いしれて…

古より未来へ繋ぐ、至福の今をお楽しみください。

度 数 ……16度
原 料 ……米・米麹
精米歩合 …… 35%
日本酒度 …… -1.7
酸度 ……1.3
アミノ酸 ……0.6

 
●大吟醸 若戎… 三重山田錦 ”十年熟成”●

「三重山田錦」を40%まで精米、心を込めて醸した最高峰の大吟醸。

しかも、零下で10年間じっく熟成させており 抜群な品質は唯一無二。

封印を解くと、新酒のように若く 上品で初初しい吟醸香に驚きます。

口に含めば、熟成でしか成し得ない馥郁たる美味しい旨味が続きます。

山田錦の偉大さ、熟成という時の大切さを再認識させられる逸品です。

…「87,600時間からの覚醒!」

…新酒と間違えてしまうほど素晴らしい古酒です。

いよいよ、神宮は式年遷宮に向け歩き始めました。

まさしく、十年古酒は「常若」を彷彿とさせます。

冷から燗まで、様々な楽しみ方が出きるお酒です。

されど、ごく僅少のみ一期一会…
売り切れの際は、ご容赦下さい。

アルコール..16度
原料米…….. 三重山田錦 (伊賀産産)100%
精米歩合…..40%

#若戎三重山田錦十年熟成大吟醸#十年熟成古酒#若戎#大吟醸#磨き35%#三重山田錦#山田錦#三重県#伊賀市#日本酒好き#sake#Japanesesake#酒好き#日本酒ヌーボー#osake#japanesedrink#日本酒#地酒#酒屋#浪漫酒創庫あつみ#愛知県#岡崎市


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です