【作 FLINT (フリント) 純米吟醸 】


【作 FLINT (フリント) 純米吟醸 】

明治2年(1869年)…

三重県若松村 (鈴鹿)にて、「大黒屋清水清三郎商店」として創業。

天照大神の鎮座を伊勢に定めるまでを記した書物に、「味酒鈴鹿国」として鈴鹿の地が登場します。

太古より鈴鹿は存在し… お酒に大変ゆかりある土地である事が、お分かりいただけるかと思います。

2016年 ”伊勢志摩サミット”の乾杯酒となり、世界中に知られた「作」…

出典https://www.pref.mie.lg.jp/miesummit/

サミット後は、手に入らない時期もあるほどの人気銘柄となりました。

(※ 弊社とは、伊勢志摩サミット以前からの旧いお付き合いとなります)

…御紹介は、清水清三郎商店が手掛ける「作 FLINT (フリント)」

特約店のなかでも、さらに限られた店舗しか扱っていない「FLINT」…

黒いスタイリッシュなお洒落なボトルに納められます。

手触り感ある麻布風巾着袋が、ひときわ目を引きます。

 

●伊勢神宮を結ぶ米「山田錦」●

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御紹介のFLINTは、酒米の王「山田錦」で醸されました。

元々「山田錦」は、伊勢 度会宮の「山田穂」が親株です。

山田穂とは、宇治山田の神田で栽培されていた稲穂です。

兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が、神宮を詣でた際に…

草丈が高く、穂の大きい稲を度会宮の齋田で発見しました。

一穂を持ち帰り栽培したところ、酒造家から好評を博します。

そこで『豊受大御神』を祀る山田の地名より、「山田穂」と名付けました。

「稔れば稔るほどに 頭を垂れる稲穂かな…」

日本最高の酒米として知られる、「山田錦」は…

大正12年、兵庫県で山田穂を母に誕生した品種です。

同じく「杜氏」も「刀自」の意とされ、一説には 度会宮「岡崎宮妙見堂 大物忌」と伝えます。

神宮を創祀された「倭姫命」御陵墓は、明治に廃絶となった「伊勢常明寺跡」にあります。

(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)

※全国にある酒蔵の多くは、明治以降の創設です。

 

●「火打石」の名に込められた神話と酒の融合●

おんなを磨く湯 ~女の園の風呂事情~|歌舞伎美人

「作 FLINT」の名に込められた意味、それは「火打石」。

「ヤマトタケル」は、敵に欺かれ草の茂る沼地で火攻めに遭った際、伊勢神宮で授かった剣と火打石を使い危機を脱しました。(草薙剣)

剣で周りの草を刈り取り、刈り取った草を積み重ねたあと、火打ち石で火をつけることで風向きと炎の向きを変え敵を倒したと伝えられます。

酒蔵がある三重県鈴鹿市の地には、ヤマトタケル伝説を伝える神社があり、FLINTはその神秘性に着想を得て誕生しました。

FLINTが入っている麻布風巾着袋も、火打石を持ち歩く際に入れていた御袋をモチーフにしています。

ヤマトタケルは実在した?『古事記』『日本書紀』に登場する英雄伝説を3分で解説! | 和樂web 美の国ニッポンをもっと知る!

麻布風巾着袋に描かれる鳥は、命を落としたヤマトタケルが祀られる際に、天に飛び立ったとされる白智鳥です。 

ヤマトタケルの象徴「草薙剣」、正式名称は「天叢雲剣」…

“いのちの水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…

伊勢神宮では、 度会神主の祖とも伝えられます。

ここ愛知県の “熱田神宮” では「天叢雲剣(草薙神剣)」を御霊代とします。

日本國にとって最も重要な神剣を護るお宮であり、ご利益は國家の安寧です。

神々のルーツでもある「いのちの米、いのちの水」

國酒とする意味であり、日本酒造りの原点です。

 

●作 FLINT (フリント) 純米吟醸  750ml ●

生産が少なく、全国でも見ることのない「作 FLINT」…

自社酵母と鈴鹿山系の伏流水で丁寧に仕込まれます。

味わいは穏やかな香りと、ふくよかな旨味、そして後口の軽快なキレが特徴。

この酒設計は、まさにビギナーと玄人の過程をつなぐように造られています。

「作 FLINT」の魅力は、その絶妙なバランス感にあります。

香りは、メロンやライチを思わせるような穏やかな吟醸香。

名水あるところ銘酒あり! 静岡吟醸で乾杯!|特集 | リビング静岡Web

決して派手に主張することなく、食に寄り添うための一本です。

料理の香りを邪魔しないキレ、しっかりした存在感があります。

口に含めば、やわらかな甘みがふわりと広がります。

ほどよい酸味が、味わいに奥行きを与えてくれます。

フィニッシュは、スッと消えるキレの良さで終わります。

作 FLINT 純米吟醸 清水清三郎商店|酒乃店もりした | 三重の地酒を取り扱う酒屋

塩焼き・焼き魚・鶏肉のシンプルなグリル、豆腐や青菜のおひたしなど…

また バターを使った和洋の副菜、素材を活かした料理との相性が抜群です。

…「食」という字は、人を良くすると書きます。

“いのち” いただいて、紡いでいく “いのち” です。

まもなく新年、感謝の心で味わえたなら幸いです。

原料米……山田錦 
精米歩合……60% 
アルコール度数……15度 

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