【作 純米吟醸 ひやおろし】
【作 純米吟醸 ひやおろし】
明治2年(1869年)、海に面した三重県若松村(現在は鈴鹿市)にて「大黒屋清水清三郎商店」として創業しました。
鈴鹿山系の伏流水を使用し、綺麗なお酒を醸しています。
昔ながらの伊勢杜氏の伝統を引き継ぎ、鈴鹿で生まれ育った若き杜氏が歴史に負けない酒造りをしています。
出典https://www.sakagura-press.com/sakebrewery/20170325zaku/
清水醸造では【生酒】を一切商品化していません。
『生酒は常に生きていてその変化を楽しむのには良いが、杜氏の考える・造り・納得したお酒をお客様に提供するには火入れの安定したお酒』と言うのが蔵の意向です。
●神宮ゆかりの「鈴鹿、兵庫山田錦」●
鈴鹿の歴史を紐解くと、天照大神の鎮座場所を伊勢神宮に定めるまでを記した書物に「味酒鈴鹿国」として鈴鹿の地が記載されています。
太古の時代より鈴鹿は存在し、御神酒にゆかりある土地である事がお分かりいただけます。
また 最高級の酒米として有名な兵庫県産「山田錦」は、三重県の「山田穂」を改良して作られた品種です。
「山田穂」は伊勢山田(度會)の「神宮齊田」で栽培されていた稲穂が起源です。
兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が伊勢詣の際、酒造家が好む稲穂(草丈が高く穂の大きい稲)を伊勢山田の地で発見しました。
一穂を持ち帰り栽培したところ、酒造家から好評を博することができたので『豊受大御神』を祀る伊勢山田(度會)の地より「山田穂」と名付けたと伝えられます。
(三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
最高の酒造好適米として知られる兵庫県産「山田錦」は、「山田穂」を母親に1923年(大正12年)に兵庫県で人工交配され誕生したお米です。
●ひやおろしとは…●
江戸の昔… 冬に搾られた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)し、大桶に貯蔵しました。
ひと夏を超して外気と貯蔵庫の中の温度が同じになった頃… 2度目の加熱殺菌をせず「冷や」のまま、大桶から樽に「卸(おろ)して」出荷していました。
そこから「ひやおろし」と呼ばれ、円熟し旨味ある秋酒として珍重されてきました。
豊穣の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、なめらかな口あたり、まろやかな適熟の味わいが魅力のお酒です。
●「作」兵庫県産山田錦ひやおろし●
御紹介は、春に搾り 夏を越え 円熟と旨味を増した兵庫県産山田錦の純米吟醸酒。
夏超しの穏やかな酸、作らしい華やかはな香りに加え涼やかで落ち着いた後味が特徴のお酒。
神々の故郷で醸す、「作」らしい熟成した旨味。
「稔れば稔るほどに 頭を垂れる稲穂かな…」
たった一粒の種籾から、稲は二千粒も三千粒も実をつけます。
いのちの米… いのちの水… 原点です。
稔りの秋に想いを馳せて、杯を重ねる…
「ひやおろし」の美味しさは格別です。
落ち着きと奥深さを纏った豊かな風味を楽しめる、秋らしい一本。
また温度変化による、味わいの移ろいを感じられるのも魅力的です。
冷えた温度帯でシャープな質感を、常温やぬる燗では味の膨らみを堪能できます。
●味わい●
滑らかな口当たりから、ゆったりと広がっていく深い旨味とまろやかで落ち着いた酸。
熟成という要素が加わることによって、まるで反物のように艶やかで美しい味わいを描きます。
クリアで程よい辛さも合わさり、奥ゆかしくもシャープで軽やかな印象。
飲み込んだ後は優しい余韻がふんわりと漂い、するりと消えていき収束。
深い魅力を楽しめる、秋ならではの「作」です。
季節の食材と ご一緒にお召し上がりください。
※完売の際は、お許し願います。
生産地………三重県鈴鹿市
蔵元…………清水清三郎商店
原料米……兵庫県産 山田錦(100%)
アルコール…16度
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