【純米大吟醸 金虎】
【純米大吟醸 金虎】
弘化2年(1845年)、善光寺街道入口の山田村(現名古屋市北区山田)にて初代大阪屋善兵衛により創業…。
代々越後杜氏の技を活かし、手造りを心がけた酒造りを行ってきた金虎酒造。
また、名古屋の数少ない酒蔵として地元の期待を背負っています。
屋号の「金虎」は名古屋城名物の金鯱と、三代目善兵衛が寅年であった事に由来しています。
出典https://nihonshu-tourism.com/archives/kuramoto/kintorashuzo
●全国新酒鑑評会5年連続金賞●
金虎酒造は、昭和20年5月の大空襲で 名古屋城と同時に蔵を焼失しています。
名古屋城と浅からぬ因縁を感じ、平成3年には「大吟醸 名古屋城本丸御殿」を新たに開発し現在に至ります。
今回ご紹介するお酒は、創業176年の老舗酒蔵がお届けする 2022年の干支である「寅」を冠した限定酒です。
全国新酒鑑評会5年連続金賞など… 数多くの賞を受賞する「杜氏 木村伸一氏」による渾身の純米大吟醸酒です。
屋号である「金虎」の最高品質の純米大吟醸として… “名古屋”を顕す酒蔵として誇りと自信を持って醸されました。
●敢えて「麹15%仕込み」●
一般的なお酒の仕込みは、麹歩合20%で仕込みます。
日本酒の常識的な思考では「麹が多いと味が多くなり、麹が少ないと味が少なくなる」というのが一般的な認識です。
「純米大吟醸らしいフルーティーで華やかな風味と、金虎らしいすっきりとした舌触りを両立したい…」
そんな蔵人の思いから… このお酒は、麴の量を絶妙に調整した麹歩合15%で醸されています。
麹15%仕込みによって… 酒米の王様「山田錦」を使いながらも、一見正反対にみえる2つの味の両立を見事に成功させた一本です。
●兵庫県産「山田錦」らしい味わい●
余談ですが… 金虎酒造が蔵を構えるのは、名古屋市北区山田の地(旧 「山田村」)…
山田の地名の多くは、神宮山田の神田で栽培されていた稲穂に来歴するとも云われています。
ちなみに「山田穂」とは、伊勢山田(度會)の神田で栽培されていた品種です。
(三重県伊勢市… 明治九年まで度會県度會府 )
最高の酒造好適米として知られる「山田錦」は、「山田穂」を母親に1923年(大正12年)に兵庫県で人工交配され誕生しました。
金虎は 兵庫県産の山田錦で醸され、味わいは 華やかでエレガント…とても綺麗です。
こちらの純米大吟醸は最高峰らしく香味と旨味のなかに、金虎酒造ならではの綺麗で心地良い吞み口を持ち合わせています。
まさに匠の技によって計算し尽くされた”幻の味わい”と言っても過言ではなく、地元を代表する逸品となっています。
●限定本数2022本●
来る2022年にちなみ、2022本の限定本数となっています。
また、1本1本に手書きのシリアル番号が記載されています。
ラベル絵、箱は国内外で広く活躍する気鋭の絵師「OZ-尾頭ー山口圭祐氏」による描き下ろし作品です。
酒瓶には…「寅年」の虎とともに、天を見上げる男性が描かれています。
…新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、飲食店での日本酒消費が低迷し酒造りの現場を直撃しています。
時代の変化を取り込みながら、新しい日本酒とともに再飛躍を目指す気迫に満ちた一本です。
過去には感謝を、現在には信頼を、未来には希望を…。
新年のご挨拶など…「寅年」を迎えるにあたり、ぜひ地元愛知県にふさわしい素晴らしい干支酒を御用命下さい。
産地…………愛知県(名古屋市)
蔵元…………金虎酒造
原料米…….兵庫県産山田錦100%
精米歩合…..40%
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