【純米吟醸 春の夜 「月と櫻」】
【純米吟醸 春の夜 「月と櫻」】
天寿酒造は、鳥海山の清冽な伏流水を仕込み水として…
大自然に恵まれた地ならではの酒造りを行っています。
城下町の風情を残す、由利本荘市矢島町。
文政13年(1830年)創業以来…一貫して「地元矢島に根ざした酒造り」
同時に「酒造りは米作りから」という信念を護り継承してきました。
出典https://www.osake.or.jp/kuramoto/15tenju.html
麗峰鳥海山から湧き、ブナの豊かな森により浄化された清らかな水…
蔵人自らで栽培している良質な酒米、原料を大切にするこだわり…
…多くの人々から、今日まで愛され続ける理由です。
故郷に根ざした伝統的な酒造りを護りながらも、常に革新を重ねる蔵元…
今回は、秋田県産「ぎんさん」と花酵母である「ナデシコ酵母」を使用した春の純米吟醸を御紹介します。
●酒米「ぎんさん」●
「低コストで美味しいお酒を… 」
“ぎんさん”は、品質の安定した多収品種として秋田県が開発した酒造好適米です。
“あきたこまち”より収穫量が多く、アミノ酸が少ないことから酒造適正に優れています。
また、低精白でも後味がよく綺麗なお酒に仕上がることから人気の品種となっています。
●春からの贈り物”花酵母”●
一般に酒造りに広く使用されている酵母は、酒の”もろみ”から分離されてきました。
しかし”月と櫻”は、自然界に咲く花から分離培養された「花酵母」より醸されました。
…自然界は、無限の可能性を秘めています。
花酵母は、日本酒に存在する様々な香りや味の特性を…
さらに増幅させ、促進する力をもっているとされます。
まさに、自然の恵みである”花”からの贈り物というべき天然の酵母です。
今回は、数ある花酵母の中からフルーティーな香りとふくよかな味わいを醸し出す”ナデシコ”が使用されました。
根はたくましいが、花は儚くとも…
愛情を注ぐほどに、可憐で美しい…
ナデシコには… 我が子を撫(な)でるように、可憐で可愛い花であるという由来があります。
味わいは、ナデシコの花のごとく、ひかえめながらも華やいだ香り…
ほのかな甘みは、キレのある酸味と相俟って…
いつまでも、口中に爽やかな余韻が残ります。
まるでナデシコのように、綺麗な味わいです。
●ラベルコンテスト2020大臣賞●
春の夜…
満ち欠けする”月”と”櫻”をイメージした美しいラベルです。
春は、新しい”いのち”の誕生の季節です。
春の到来を祝福し、さまざまな花々が咲き誇ります。
神話や お伽噺に登場する、梅 櫻 桃など…
ちなみに、春を告げる花々は”薔薇科”です。
●追伸●
出典https://www.sankei.com/article/20190512-AIO5AVFHI5KY5H3TFNDZILPEAY/
『令和』の典拠は、太宰府にあった大伴旅人邸「梅花の宴」で詠まれた32首の序文…
万葉集 「梅花の宴」
初春の令月にして 気淑く風和ぎ 梅は鏡前の粉を披き 蘭は珮後の香を薫らす…
大宰府天満宮 「白太夫の梅一鉢」
東風吹かば 匂いおこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ…
渡會 春彦
月は、自ら光らず愛により輝き 人々の歩む道を等しく照らして下さいます。
いのち芽吹く季節に、起こってしまったロシアのウクライナ侵攻…
いのちは、愛がある所に存在しています。
いのちの重さは、世界の誰しも平等です。
私たちの地球は、たった一つしかありません。
全ての人々に、平和で笑顔溢れる日が訪れますように祈ります。
産地…………秋田県(由利本荘市)
蔵元………… 天寿酒造
アルコール..15度
原材料………米(ぎんさん100%)
酵母………….ND-4(なでしこ酵母)
精米歩合…..60%
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