【 飛良泉 №77 】
【 飛良泉 №77 】
株式会社「飛良泉本舗」は、秋田県にかほ市に蔵を構える秋田県最古の酒蔵です。
その歴史は”銀閣寺” の設立された1490年よりも古く、 1487年 (長享元年) 創業…
「派手な桜の花よりも、地味ながらふくらみのある梅の花のような酒をつくりたい…」
頑固なまでに昔ながらの仕込みにこだわり、小蔵ならではのきめ細やかな手造りを守り続けている蔵元です。
出典https://www.kuramotokai.com/kikou/12
この酒銘「飛良泉」は、廻船問屋も営んでいた時代の屋号「和泉屋」と…
当地名「平沢」から、「ひらさわのいづみ屋の酒」として命名されました。
蔵のある “にかほ市” は、秋田県南西部に位置し 日本海と鳥海山に抱かれています。
海あり、山ありの秋田県…。
そんな東北地方で最も歴史があり、全国でも3番目に歴史あると伝えられる蔵元が「飛良泉」です。
今回ご紹介は、多酸性酵母 №77 で醸す純米酒です。
従来の日本酒のイメージを打ち破る、強いインパクトのある一本です。
このマル飛は、飛良泉本舗が新しい試みとして「山廃仕込み」にスポットを当てたシリーズとなっています。
● 山廃仕込み●
日本酒造りにおいて、アルコール発酵を促す酒母造りは重要な工程のひとつです。
現在の酒母造りは、「生酛」と「速醸」の2種類があります。
その9割は 自然の乳酸菌でなく、人工の乳酸を加える”速醸酛造り”と言われる製造方法です。
残り1割の”生酛造り”は、酒母を造る際に空気中の乳酸菌を取り込む…
昔ながらの日本酒の製造方法のことを言います。
生酛造りから「山卸し」の作業を廃止した日本酒の造り方を、「山廃仕込み」もしくは「山廃造り」と言います。
日本酒全体の僅か9%のみが “山廃造り” という、伝統的な製法で醸されています。
如何に手間隙と時をかけて造られるのか…
皆様に知っていただけたならば幸いです。
● 酵母 №77 ●
御紹介の「№77」は、新しい試みに挑む”マル飛シリーズ”のなかでも…
最もインパクトのある”協会77号酵母”を使用していることで知られます。
“77号酵母”は、(財)日本醸造協会が頒布している協会酵母の中のひとつです。
その特徴は、りんご酸の酸度が とにかく高い事に尽きます。
リンゴ酸が60~70%を占め、コハク酸が少なく、カプロン酸エチルが多い…
…数多くある “吟醸香” のなかでも、
まさに新しい香りを成す酵母です。
白ワインなどにも、この酵母は多く含まれており…
爽やかながら、甘くフルーティーな味わいを生み出します。
●3つの“トリプル酸”●
•飛良泉こだわりの山廃仕込による「乳酸」
•77酵母による「リンゴ酸」
•白麹による「クエン酸」
上記3つの “トリプル酸” を巧みに扱い、味わい豊かに仕上げた渾身の一本こそ「飛良泉№77」です。
清涼感のある香りと、優しい甘味に爽やかな酸…
甘酸っぱく、フレッシュな味わいが広がります。
これまでの概念を見事に打ち破る “新しい日本酒” …
東北最古の蔵が醸す “未来を切り拓く日本酒” をお楽しみください。
産地…………秋田県(にかほ市)
蔵元…………飛良泉本舗
お米…………秋田県産美山錦
アルコール..15度
精米歩合…..60%
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