【文楽 BUNRAKU NEW WAVE(青)生詰】
【文楽 BUNRAKU NEW WAVE(青)生詰】
文楽(ぶんらく)を醸す北西酒造は、明治27年の創業…
北西亀吉氏が、良い水を求めて埼玉県上尾市平塚で日本酒造りを始めました。
奥秩父連峰からの豊かな伏流水が湧き出ることでも知られる “銘水の地” です。
肥沃な土壌と、水資源に恵まれた秩父盆地…
古より、米どころとしても知られています。
秩父の山々から、ゆっくり歳月をかけ地中を廻り自噴する湧水…
「いのちの水」は、大地を潤すとともに稲作を育んできました。
「花開ハ 真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首
(※ 日本の水に付けられる最高の敬称が「真名井」です)
真名井の水を授けた”天叢雲命”は “度会神主”の祖と伝えられ、家系図は国宝となっています。
いのちの水 いのちの米、 日本酒造りの原点です。
食料としての田んぼ。
治水としての田んぼ。
…酒蔵の使命は、水源である鎮守の杜を護り伝えることでもありました。
●「文楽」幻の人気銘柄へ…●
元々、本醸造を中心に地元に根づく経済酒を造っていた北西酒造ですが…
5代目 現社長 “北西隆一郎氏” が蔵に戻ったことから、大幅な改革を実施。
「少量生産・高品質」の酒造りに大きく舵を切りました。
「文楽・AGEO・彩來(SARA)・Bunraku Reborn」 など…
今、大変に話題となっている人気銘柄を醸しています。
御紹介は、そのなかでも際立つ一本…
「文楽 BUNRAKU NEW WAVE「青」 生酒」
こちらの原料米には、国内最高とされる “山田錦”…
酵母は、あの “明利小川酵母” を使用しています。
ちなみに「文楽」の命名については、創業者が文楽を深く愛したことから…
最も大切な心「義太夫・三味線・人形遣い」の三位一体に由来しています。
その精神を、日本酒造りの「米・麹・水」の三要素に重ね合わせています。
それぞれの要素が調和して、初めて良い日本酒が生まれるという考え方です。
●王道「山田錦」& 伝統の「明利小川酵母」とは…●
・「山田錦」とは…
山田錦とは、度会宮の山田穂を母として生まれました。
山田穂は、宇治山田の神田で栽培されていた稲穂です。
兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が、伊勢を詣でた際に…
草丈が高く、穂の大きい稲を神宮の齊田で発見しました。
一穂を持ち帰り栽培したところ、酒造家から好評を博します。
そこで『豊受大御神』を祀る山田の地名より、山田穂と命名。
日本で最高の酒米として知られる「山田錦」は…
大正12年、兵庫県で山田穂を母に誕生した品種です。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
・「明利小川酵母」とは…
1952年、伝統ある東北6県の酒造場の醪より分離された酵母です。
通称「K10号酵母」「小川酵母」「明利小川酵母」と呼ばれます。
(※ 明利酒類が開発した酵母で、小川知可良博士の名を冠します)
どの酵母よりも酸(特にリンゴ酸)が少ないこと、高い吟醸香を出せることが特徴です。
香りが高いことから、米の旨味を引き出せる純米や吟醸タイプに適しているとされます。
…近年、日本の発酵文化に高い関心を示しているのが海外の国々です。
日本酒を製造するには、酵母と米が酒へと発酵させる過程が必須です。
麹菌や酵母などは、自然界の微生物とともにあり…
伝統ある発酵方法は、日本の国にのみ存在します。
日本酒が「世界ユネスコ文化遺産」たる由縁です。
● アルコール10%、新感覚の日本酒 ●
コンセプトは「令和世代に贈る、はじめての日本酒」です。
アルコール10%ですが、しっかりした旨味が感じられます。
白ワインのようなニュアンスに仕上げられた、新感覚の日本酒です。
まるでマスカット、甘酸っぱく爽やかな果実実を感じさせる味わい…
初々しい透明感、メロンやグレープフルーツのような爽やかな香りを感じます。
口当たりは軽やかに、微発泡感で爽快に仕上げられた純米大吟醸の生詰酒です。
クラフトビールのようなイメージでデザインされた、カジュアルなフォルム…
難しく飲むお酒ではなく、アウトドアなどでワイワイ楽しみながら気軽に…
ただ甘酸っぱいだげでなく、かつ余韻もとてもキレイで飲み飽きしません。
軽快で爽やかな風味は、まさに暑い夏にピッタリで美味しくいただけます。
タイプ……純米大吟醸 生
日本酒度……-3.5
酸度……0.7
精米歩合……50%(山田錦)
アルコール……10度
酵母……明利小川酵母
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