【大那 辛口 “ちょうだいな” 純米吟醸 第二弾 おりがらみ生酒】

【大那 辛口 “ちょうだいな” 純米吟醸 第二弾 おりがらみ生酒】
菊の里酒造は、栃木県大田原市にあります。
大田原市を含む那須野が原は那珂川はじめ、地下水と伏流水の良質な水に恵まれています。
那珂川は、その源を福島県と栃木県の境界に位置する那須岳(標高1,917m)に発します。
古より稲作が盛んで、御米が豊かに稔ることから日本酒造りに大変適した地でもあります。

そのような自然に恵まれた那須野が原で慶応2年(1866年)、 菊の里酒造は誕生しました。
創業時の屋号は「蜂竜舎」、150年以上の歴史を持つ老舗の酒蔵です。
百姓頭であった初代の阿久津傅一郎氏が、酒造りを志したのが始まりです。
最良の水を求めて たどり着いた地こそ、現在 “菊の里酒造”が位置する場所です。
山々からの湧き水は、 大地を潤すとともに稲作を育んできました。
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「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」 度会元長
”いのちの水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。
また、愛知県の “熱田神宮” では「天叢雲剣(草薙神剣)」を御霊代とします。
日本國にとって最も重要な神剣を護るお宮であり、ご利益は國家の安寧です。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
※全国にある酒蔵の多くは、明治以降の創業です
酒蔵の使命とは、水源である鎮守の杜を護り伝えていくことでもありました。
神々のルーツである「いのちの米、いのちの水」
國酒とする意味であり、日本酒造りの原点です。
●CWS コンセプトワーカーズセレクション「大那」●

本来、地酒とは土地と風土が育みます。
御紹介の “ちょうだいな” は、コンセプトワーカーズセレクションとして…
現在8代目当主である阿久津信氏により、夢とテーマを掲げて醸されました。
元より、コンセプト ワーカーズ セレクションが目指してきた本物とは…
土地の風土や造り手の哲学・思いが 一本のボトルに凝縮された酒であり…

それぞれ飲み手が自らの体感で楽しめる、かけがえのない唯一無二な酒…
「頭で飲むのではなく、心に響く感性を大切にしながら楽しめること…」
未知なる角度からのコンセプト、一線を画す全く新しいタイプの日本酒です。
こちらは、蔵の起死回生ともなった新ブランド「大那」のリリースから誕生。
目指した夢のテーマは、次世代を見据えて「薫りを感じさせる辛口酒」です。
今回は第二弾、好評で即完売した「しぼりたて」に続き「おりがらみ生」です。
●大那 (だいな)≒ ちょうだいな ●

名前はダジャレでも、その中身は思いっきり本気!
”色気のある辛口酒”をイメージとして挑戦しました。
そして今、「薫りを感じさせる辛口酒」が誕生しました。
原料米には、栃木県が13年もの歳月をかけ開発した酒造好適米「夢ささら」…
しっかりした心白には旨味があり、吟醸造りに適した酒米です。

酵母は薫りを引き立たせるため、M-310 + 明利小川酵母を使用…
カプロン系(リンゴの香り)+ イソアミル系(バナナの香り)≒ 両方の 特性を兼ね備えます。
香り系酵母で低温発酵させて、無理やり辛口に持っていくのではない、
自然な辛口酒を目指して醸造。
結果、上品な甘みを感じる「薫りを感じる辛口酒」が完成しました。
「こう見えて辛口」の肩貼りのごとく、優美な香りと甘みで油断させておいて
後半スパッと切れる風格のある味わいをぜひご堪能ください。
原料米……栃木県産夢ささら
精米歩合……58%
日本酒度……+5.0
酸度……1.8
アミノ酸……1.5
酵母……M−310+明利小川酵母
アルコール度数…… 15%
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