【八海山 純米大吟醸】
【八海山 純米大吟醸】
大正11年(1922年)、新潟県南魚沼市で創業した八海醸造…
日本屈指の 米どころ・酒どころとしても知られる「魚沼の里」。
八海山という名前は、越後の霊峰である八海山に由来しています。
霊峰 八海山を仰ぐ魚沼の地で、初代 南雲浩一氏が酒造りを開始。
雪降りしきる気候、湧き出る天然水…
雪解け水は「雷電様の水」と呼ばれ、
仕込み水として使用されてきました。
本来なら「雷電様の水」は、酒造りに向かないと言われる超軟水。
しかし、淡麗辛口の味わいは、この神水なくしては生まれません。
万年雪が ゆっくり歳月をかけて、地中を廻り自噴する神々からの水…
八海山からの「雷電様の水」は、 大地を潤し 稲作を育んできました。
神々のルーツである「いのちの米、いのちの水」 酒造りの原点です。
かつて人は自然の織りなす森羅万象を「カミ」と讃え、畏敬の念をはらい「カミ」と酒を契りました。
一説には「杜氏」とは「刀自」の意で、伊勢の「岡崎宮妙見堂 大物忌」とも伝えます。
大物忌が醸す御神酒が、後に穢れなき巫女へと受け継がれていったとも云われています。
神宮を創祀された「倭姫命」御陵墓は、明治に廃絶となった「伊勢常明寺跡」にあります。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
※全国にある酒蔵の多くは、明治以降の創業です。
●酒蔵の使命とは…●
古より、山々の湧き水は人々に恵みをもたらす神水として護られてきました。
「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首
”いのちの水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。
ここ愛知県の “熱田神宮” では「草薙神剣(天叢雲剣)」を御霊代とします。
日本國にとって最も重要な神剣を護るお宮であり、ご利益は國家の安寧です。
出雲神話で、八岐大蛇の退治に登場する「八塩折の酒」…
大蛇の尾から出た「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」。
「天叢雲命」は、神剣と同じく”あめのむらくも”と呼ばれます。
(※度会神主 ≒ 天叢雲命 ≒ 天叢雲剣 ≒ 草薙剣)
元より “清酒” は、清き御神酒(神饌)に由来します。
“五穀豊穣” を祝う祭りは、世界共通でありルーツです。
飢えずに食べられることは、人類にとって…
最も基本的で、大切なことであるからです。
「龍となれ… 雲は自ずと来たる」
…本来、日本の国とは「水の都」
当地、岡崎市は徳川家康公の生誕地です。
家康公によって、整えられたのは「治水」…
東京には、107の河川があるとされます。
治水の着手により、江戸は開かれました。
食料としての田んぼ。
治水としての田んぼ。
酒蔵の使命とは、水源である”鎮守の杜”を護り伝えることでもありました。
●魚沼の地から、次なる感動の100年へ●
八海醸造のある「新潟県」は、文字通り「新しい潟」と書きます。
「潟」とは、「砂州によって誕生した海岸の湖」という意味です。
古くより、潟や湿原が広がっていた越後平野ですが…
放水路や排水路が掘られ、干拓され農地となりました。
暮らしは水の恩恵と共にあり、同時に水との苦難の歴史でもありました。
されど新潟県は潟のお陰で、日本一の米処と言われるまでになりました。
…八海醸造は、大自然に恵まれた新潟県魚沼の地で 100周年を迎えました。
100年余かけて培った米と麹と発酵の技術、祖から代々紡いできた尊い神水。
雪国から生まれた、優しく生真面目な人の気質…
酒造りに、誰よりも情熱を注いできた八海醸造。
故郷 魚沼の地より、さらなる感動を使命として…
次なる100年へ、新たな歴史を踏み出しています。
●八海山 純米大吟醸●
・透明感ある、とても綺麗な味わい…
・ふわっと広がる上品な甘さとキレ…
・手づくりの麹と、雷電様の湧き水…
霊峰「八海山」の雪解け水を仕込み水として、醸された純米大吟醸です。
45%にまで精米した山田錦と五百万石に加え、敢えて美山錦を組み合わせています。
純米でありながらも、八海山らしいキレのよい飽きの来ない純米酒に仕上げました。
上品な米の甘さ、されど後味はキリッと引き締められています。
透明感ある綺麗で淡麗な味わいは、どんな料理も引き立てます。
何れの食とも多岐に合わせやすく、特に海の幸とは相性抜群です。
地元 日本界の幸を一層引き立ててくれる、素晴らしい食中酒です。
原料米……山田錦(麹米、掛米)美山錦、五百万石(掛米)
精米歩合……45%
アルコール度数……15.5度
日本酒度……+4
酸度……1.3
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