【飛良泉 山廃純米 マル飛限定生酒 令和4酒造年度】


【飛良泉 山廃純米 マル飛限定生酒 令和4酒造年度】

秋田県にかほ市に酒蔵を構える「飛良泉本舗」。

にかほ市は、秋田県南西部に位置し 日本海と鳥海山に抱かれています。

「海あり… 山あり…」秋田県。

出典https://www.kuramotokai.com/kikou/12

秋田県は国を支える米文化圏として、大きな役割を担ってきました。

東北地方で最も歴史があり、全国でも3番目に歴史あると伝えられる蔵元が「飛良泉」です。

廻船問屋も営んでいた時代の屋号「和泉屋」と、当地名「平沢」から「ひらさわのいづみ屋の酒」として命名されました。

鳥海山 - Wikipedia

その歴史は”銀閣寺” の設立された1490年よりも古く、 1487年 (長享元年) 創業…

國酒の歴史とともに歩む老舗蔵が「飛良泉」です。

今回は、飛良泉の隠し酒「マル飛」を御紹介します。

 

●より爽やかで、深い新シリーズ●

このR04BYより、マル飛シリーズは多酸性酵母NO.77で醸しています。

甘みと酸味のバランスに優れた、新シリーズへと生まれ変わりました。

また、丹精込めて育てた「秋田こまち」を全量使用し醸されています。

特徴は、飛良泉だからこその 山廃酛と多酸性酵母No.77 にあります。

受け継いできた山廃酛を継承しつつ、”窒素充填式山廃酛” から誕生…

伝統ある「山廃仕込み」にスポットを当てたシリーズとなっています。

 

●山廃仕込み●

伝統の酒造りで寒仕込みの杜氏[02237009483]の写真素材・イラスト素材|アマナイメージズ

日本酒造りにおいて、アルコール発酵を促す酒母造りは最も重要な工程のひとつです。

現在の酒母造りは「生酛」「速醸」の2種類があります。

9割は自然の乳酸菌でなく、人工の乳酸を加える速醸酛造りと言われる製造方法です。
 
残り1割の生酛造りは、酒母を造る際に空気中の乳酸菌を取り込む…

自然界の摂理に基づく、古の昔から続いてきた日本酒製造方法です。

日本酒造りにおける「酵母」のはたらきとは?酵母の役割と種類について | 酒みづき【沢の鶴公式】

自然の恩恵に感謝し、蔵に住み着いた守護神ともいうべき天然の乳酸菌により醸されます。

 生酛造りから「山卸し」の作業を廃止した造り方を「山廃仕込み」もしくは「山廃造り」と言います。
 
今も日本酒全体の9%が 、山廃造りという伝統的な製法で醸されています。

「派手な桜の花よりも、地味ながらふくらみのある梅の花のような酒を造りたい…」

飛良泉は、頑固なまでに昔ながらの山廃仕込みにこだわり 手造りで醸しています。

大変な手間隙と、時間をかけて造られています。

 

●多酸性酵母No.77●

従来の日本酒のイメージとは異なる、甘過ぎない多酸系の味を目指して醸されました。

使用した多酸性酵母No.77は、別称「リンゴ酸高生産性多酸酵母」という名があります。

その名が示す通り、通常の約4倍のリンゴ酸を造り出します。

リンゴ|みなとの野菜大辞典

まるで白ワインのように、心地良い酸味を生み出しています。

いのちの水、いのちの米…
まさしく國酒の由縁です。

米どころ秋田の風土が育んだ米と水で醸す酒……

“秋田こまち”ならではとなる、米本来の甘み…

また山廃が成す、柔らかな口当りと深い旨味…

多酸性酵母No.77の軽やかな酸が、口いっぱいに広がります。

旨味と酸のバランスが良く、さっぱりとキレの良い後味です。

スッキリした味わいを、この時期らしいラベルで爽やかに表現…

山廃と酸の高さを、能力と技で抜群の味わいへと仕上げた一本をお楽しみ下さい。

 

産地……… 秋田県(にかほ市)
蔵元…………飛良泉本舗
原料米…… 秋田こまち100%
精米歩合…..60%
アルコール..15度

 
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