【北安大國 秋酒純米吟醸 & 北安大國純米57】
【北安大國 秋酒純米吟醸 & 北安大國純米57】
長野県大町市街北部、その名も大黒町に七尺(2m強)にも及ぶ大黒天が在ります。
大正12年、これにあやかり「大國正宗(だいこくまさむね)」と銘じて清酒の製造を始めたのが北安醸造の起こりです。
…後に「北安大國」と改銘。
とても小さな酒蔵ですが、小谷杜氏、蔵人が誇りをもって醸します。
アルプス山脈を源とする、大変に清らかな神水で仕込まれています。
西に北アルプス後立山連峰の鹿島槍、爺ヶ岳、蓮華岳の秀峰を望み、それを源とする鹿島川、篭川、高瀬川の合流するところ「仁科の里」に九十余年の歴史を刻む北安醸造があります。
山麓より湧き出る澄みきった伏流水と地元安曇野の大地が育んだ良質の酒米、蔵伝統の卓越した技で、北アルプス山麓の地酒「北安大國」が生まれます。
「龍となれ… 雲は自ずと来たる」
…本来、日本の国とは「水の都」
「花開ハ “真名井ノ水” ヲ結ブトテ 藤岡山ハ アカラメナセソ」度会元長
悠久より、 ”真名井”と呼ばれた山々からの水。
”真名井の水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖と伝えられます。
(※天叢雲命 ≒ 天叢雲剣 ≒ 草薙剣)
「いのちの水」は、大地を潤すとともに稲作を育んできました。
山々からの湧き出る神水は、自然を育み生活を支えてきました。
酒蔵の使命とは、水源である鎮守の杜を護ることでもありました。
●日本酒造りの原点「大國」●
「大國」(大黒天だいこくてん)とは…
「七福神」の一柱であり、五穀豊穣、商売繁盛、財運 の神様です。
また、全国各地で七福神は “七名水” にも例えられ伝えられています。
徳川家康公の生誕地、ここ岡崎市にも七ツ井戸の伝承は遺されます。
本来、家康公が整えたのは「治水」です。
東京には、107の河川があるとされます。
治水の着手により、江戸は開かれました。
元より、家康公を祀る東照宮は「北斗七星」を顕しているともされます。
どの社寺の手水舎にも 、必ず ”ヒシャク”(北斗七星)が置かれています。
北斗七星は舵を司る羅針盤となり、後に時を知らせる時計となりました。
北極星を回る北斗七星の位置が『十二支』の由来になったとされます。
度会神主家は、神宮創祀より月と星を鑑みて暦と稲作を伝えてきました。
(三重県伊勢市… 旧 度会県度会府)
「稔れば稔るほどに頭を垂れる稲穂かな」
稲穂は、一粒の種籾から 二千粒も三千粒も実をつけます。
“清酒” の語源は、清き御神酒(神饌)に由来しています。
“五穀豊穣” に感謝する祭りは、世界共通でありルーツです。
飢えずに食べられることは、人類にとって…
最も基本的で、大切なことであるからです。
…食料としての田んぼ、治水としての田んぼ。
…いのちの水 いのちの米、酒造りの原点です。
●北安大國 秋酒 純米吟醸●
熟成により、丸みと旨みを増した秋酒。
呑み応えがありながら、程よい酸がキレの良さを演出します。
飲み飽きさせず、重さを感じさせません。
穏やかな香りは、料理の邪魔をしません。
まだ残暑厳しい時期には、冷やして より爽やかな甘みを…
秋が深まり、お燗にすれば よりコクと旨味が倍増します。
幅広い温度帯で、また料理との相性も万能です。
コスパ最高の一本として、お楽しみいただけます。
原料米品種/産地…… ひとごこち/長野県
精米歩合……55%
使用酵母……協会701号
アルコール度数……15度
日本酒度/酸……-5/1.8
アミノ酸……0.9
●北安大國 純米酒 五十九%精米●
長野県産ひとごこちを59%まで磨いた、ちょっぴり贅沢な純米酒です。
口に含むと拡がる心地よい甘みと穏やかな酸味が調和、軽快な飲み口。
北安大國の純米酒と言ったら、この味を思い浮かべる方も多いと思います。
さすが北安大國、思わず唸るほどに侮れない旨さがあります。
長きに渡り愛されてきた、まさしく長野を代表する定番酒です。
原料米品種/産地……ひとごこち/長野県内産
精米歩合……59%
使用酵母……協会701号
アルコール度数……15度
日本酒度/酸……-2/1.8
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