【嘉美心酒造 山田錦40%磨き 斗瓶取り大吟醸】
【嘉美心酒造 山田錦40%磨き 斗瓶取り大吟醸】
御紹介のお酒は、年に一度 開催される全国新酒鑑評会の出品用に仕込まれました。
大切に育んだ、希少で貴重な蔵の最高峰「全国鑑評会出品酒」です。
海あり、山あり… 自然の恩寵に恵まれた神話の古里、岡山県浅口市。
遥照山の山頂からは、古より いのち育む 瀬戸内海が一望できます。
嘉美心酒造は、大正2年(1913年) 初代・藤井長十郎氏によって浅口市で創業されました。
「身も心も清らかにしてお酒を醸したい」という願いから、
「神心(かみこころ)」を意味して命名されたと言われています。
…日本人は自然の織りなす森羅万象を「神」と讃え、畏敬の念をはらい「神」と酒を契りました。
麹菌や酵母などは、自然界の微生物とともにあり…
伝統ある発酵方法は、日本の国にのみ存在します。
“清酒”とは、清き御神酒を意味する言の葉でした。
これこそ「世界ユネスコ文化遺産」たる所以です。
「いのちの水、いのちの米…」
酒蔵の使命とは、鎮守の杜を護り後世へと伝えていくことでもありました。
嘉美心は「品質を売る蔵」として、真摯な姿勢は脈々と受け継がれています。
●斗瓶取りとは…●
出典https://jp.sake-times.com/knowledge/word/sake_tobindori
近年、日本酒の発酵文化に強い関心を示すのが海外の国々です。
日本酒は、米・米麹・水を酵母によって発酵させて造ります。
こうしてできあがったものを醪(もろみ)と呼びます。
この醪を”搾る”ことで液状部分と固形成分に分けると、すなわち日本酒ができあがります。
醪を搾って抽出するお酒を「斗瓶(とびん)」と呼ばれる容器で少しずつ集める方法のことを「斗瓶取り」といいます。
斗瓶取りは一般的に、「酒袋」という大きな布袋に醪をいれて吊るします。
外圧ではなく、醪そのものの重みによって自然と滴り落ちるお酒を集める際に用いられます。
この方法で取れるお酒は極めて少量のため、主に鑑評会などの最高級酒に用いられています。
●山田錦40%精米「斗瓶取り」●
日本の国には 四季があります。
春は田植え、稔りの秋は稲刈り…
「稔れば稔るほどに頭を垂れる稲穂かな」
一粒の種籾から、稲穂は 二千粒も三千粒も実をつけます。
本来 “清酒” とは、清き御神酒(神饌)に由来しています。
“五穀豊穣” を祝う祭りは、世界共通であり神々のルーツです。
飢えずに食べられることは、人類にとって…
最も基本的で、大切なことであるからです。
御紹介は、酒米の王様「山田錦」を40%まで磨いた最高峰の「斗瓶取り」…
元より「山田錦」とは、度会宮の「山田穂」を母として誕生した品種です。
兵庫県美嚢郡吉川の田中新三郎氏が伊勢詣の際、草丈が高く穂の大きな稲を山田の神田で発見しました。
一穂を持ち帰り栽培したところ好評を博したことから、『豊受大御神』を祀る山田の地より「山田穂」と名付けられました。
「山田錦」は、「山田穂」を母に1923年(大正12年)に兵庫県で交配された品種です。
また「杜氏」は「刀自」の意で、一説には伊勢の「岡崎宮妙見堂 大物忌」とも伝えます。
大物忌が醸す御神酒が、後に穢れなき巫女へと受け継がれていったとも云われています。
神宮を創祀された「倭姫命」御陵墓は、明治に廃絶となった「伊勢常明寺跡」にあります。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府
※全国にある酒蔵の多くは、明治以降の創業です。
こちらの山田錦で醸された大吟醸は、市販目的でなく最上に位置する斗瓶取り…
洗練された味わいを持ちつつも、繊細で凝縮された旨味成分が詰まっています。
奥行のあるふくよかな味わいは もちろん、雑味を感じさせない大変に綺麗なお酒となります。
●鑑評会出品酒●
全国新酒鑑評会とは…
独立行政法人酒類総合研究所の主催で行われる、全国規模では唯一の鑑評会です。
その年に製造された清酒を全国的な規模で調査・研究することで、
清酒の品質向上に寄与する事を目的とした審査会を指しています。
御案内は、年に一度の新酒鑑評会に向けて…
小さなタンクで造られた鑑評会出品酒です。
最上の味わいを求めて仕上げられています。
透き通ったなかにも、山田錦ならではとなるトロっとした旨味…
蔵人の技を集結させ、自然と時が育んだ本年度の最高作品です。
されども、出品酒は一期一会となる「幻の酒」…
小さな500ml瓶に振り分けられていきますが…
それでも一般市場に出るのは、ごく僅かです。
さらには出品酒のなかで、なかなか出回らない斗瓶取りです。
是非「嘉美心」の最高峰 ”斗瓶取り大吟醸” を御堪能ください。
容量……… 500ml
米…………. .岡山県産山田錦
精米歩合…… 40%
アルコール…17.5度(原酒)
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