【甲子 夏涼酒 純米大吟醸】


【甲子 夏涼酒 純米大吟醸】

千葉県印旛郡酒々井町(しすいまち)にある『甲子』(きのえね)こと飯沼本家。

井戸から酒が湧いたという「酒の井伝説」が残る名水の地でもあります。

江戸元禄年… 当時の藩主から御神酒の製造を命じられ、酒々井に酒蔵を構えて現在は15代目。

300年余の歴史があり…「甲子正宗」(きのえねまさむね) の名で広く知られます。

出典https://www.nihon-kankou.or.jp/chiba/123226/detail/12322ga2272086555

『甲子』は、十干十二支の60ある組み合わせのなかで一番最初の干支にあたります。

一番優れた酒であるように…そんな願いを込めて命名された「甲子」。

物事の始まりを意味する事から、縁起の良い名前として…

地元はもとより、多くの愛飲家から親しまれてきました。

( ※有名な”甲子園” は、甲子が命名由来とされています)

 

●無形文化遺産 「和食とのマリアージュ」を目指して…●

酒造りを通じて、「上質な田舎」の実現を目指す”甲子”…

「時代の先を行く酒」をボリシーとして醸されています。

品質と、味わいで、次の一手を志向する…
高い目標を掲げて酒造りが行なわれます。

そんな目標の一つに、世界の無形文化遺産 「和食とのマリアージュ」があります。

今回は “食べながら飲んでおいしい酒” にこだわり醸された夏涼酒を御紹介します。

 

●山田錦で醸された純米大吟醸●

酒米の最高峰、兵庫県産「山田錦」を50%まで磨いた夏涼酒…

「山田錦」は、「山田穂」を母として生まれました。

起源は、伊勢山田(度會)の「神宮齊田」で栽培されていた稲穂とされます。

兵庫県美嚢郡吉川町の田中新三郎氏が伊勢を詣でた際に…

草丈が高く穂の大きい稲を伊勢山田の地で発見しました。

一穂を持ち帰り栽培したところ、酒造家から好評を博します。

藪地区で山田錦の稲作体験!│月桂冠 公式ブログ

そこで『豊受大御神』を祀る伊勢山田(度會)の地より、「山田穂」と名付けました。

また、伊勢詣の人々も御神酒があまりにも美味しいのに驚き、「山田穂」を持ち帰り全国へ広めました。

最高の酒米として知られる、兵庫県産「山田錦」は…

大正12年、兵庫県で山田穂を母に誕生した品種です。

酒造りの杜氏も、伊勢神宮”度會”の刀自が起源と伝えられます。

(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)

いのちの水、いのちの米…

酒々井の名水、甲子正宗…

飯沼本家は、御神酒とともに歩んできた由緒ある名門蔵でもあります。

 

●甲子 夏涼酒 純米大吟醸●

本来、十干十二支(甲子)を顕すのは暦(四季)です。

春の田植えに始まり、稔りの秋には感謝しての酒造り…

夏涼酒は、兵庫県産「山田錦」を50%まで磨いで醸されています。

大寒の時期に、蔵人の技と情熱の粋を集結させて丁寧に仕込んだ吟醸醪…

さらに、40日近くも長期低温発酵させて醸した極上の純米大吟醸です。

熟したリンゴや、洋梨などを思わせるフルーティーで華やかな吟醸香…

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スーッと口の中で余韻を残しながらも消える、優しく透き通る清涼感…

夏の酒に相応しく、アルコール13%の低アルコールならではのキレがあります。

されど軽快さの中に、純米らしい米の旨みもしっかり感じられる奥深い味わいです。

夏に旬を迎えるスズキや、コハダの魚料理などと御一緒に一献…

和食全般、 カルパッチョ、マリネなど洋食にも良く合います。

ラベルのデザインも、清涼感と上品さをイメージされています。

淡い水色のシルバーが、ひんやりとした涼感を演出しています。

甲子の字体は、”60年のはじまりの年”という由来から60°の角度を基調としています。

 

蔵元……………株式会社飯沼本家(千葉県酒々井市)
原料米…………山田錦(兵庫県産)
精米歩合………50%
アルコール……13%

 

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