【小牧 鴨神楽 赤1.8l・小牧 鴨神楽 黒1.8l】
【小牧 鴨神楽 赤1.8l・小牧 鴨神楽 黒1.8l】
明治42年（1909）創業…
小牧醸造は 鹿児島県の北西部、薩摩半島の北部さつま町（旧宮之城町）に位置します。
蔵のすぐ横には鮎やうなぎ、山太郎かになどが獲れる一級河川の『川内川』（せんだいがわ）が流れています。
北方には 霊峰紫尾山がそびえ、その紫尾山系の伏流水を汲み上げて、小牧醸造の仕込み水に使用しています。
蔵は風光明媚な地に建っていますが、過去３回の水害に見舞われました。
されど、その度に皆様に支えられて復興を成し遂げ今日に至っています。
●日本を代表する天然水（神水）が仕込水●
焼酎の素となる、大切な仕込水には…
紫尾山系の天然伏流水を使用します。
元々、山々から湧く神水は ”真名井の水”と讃えられ護り伝えてきました。
「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首
古から、真名井（神水）と呼ばれた「いのちの水」。
”いのちの水”を授けたとされるのは “天村雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。
…酒蔵の使命とは、水源である鎮守の杜を護り伝えることでもありました。
（三重県伊勢市… 明治9年まで 度会県度会府）
こちら小牧醸造のすぐ脇を流れる川内川には…
天然記念物の「カワゴケソウ」が生息します。
水の中で開花し実を結ぶ珍しい植物で、
水質の綺麗な急流でしか繁殖しません。
…国内で数か所しか生息していません。
小牧は、この自然体系が維持された環境から湧き出る天然水で仕込まれます。
●小牧のこだわり●
特徴的な味わいは、Earthyアースィーなフレーバー…
“小牧”を全国に知らしめた原点に、豊潤な土の香りを想起させるフレーバーがあります。
このEarthy（豊潤な土の香り）は、創業時より受け継がれる薩摩の”和甕”の仕込みより…
・酒母（水、米麹、酵母）造りである、一次仕込み…
・さつま芋を加え発酵させる、二次仕込みにも使用。
…幾年も和甕に住み着いた、様々な菌の力から醸成されます。
さらに、蒸留直後の検定容器にも 同じく和甕を使用します。
こうして、代々伝えし earthy は後世へ受け継がれていきます。
ナチュールワインの “クヴェヴェリ製法” と、奇しくも同じ様に…
幾年もの歳月がもたらす、至極のエッセンスとなっていきます。
小牧醸造から人気の｢鴨神楽」より、スポット商品の御紹介です。
●鴨神楽製法とは…●
鴨神楽の米麹に使われるお米は、近年の全国的な健康志向の煽りで確保が厳しくなってきました無農薬の合鴨米です。
…農薬を使わず、田んぼにアイガモを放します。
アイガモは田んぼの害虫や雑草を食べてくれ、糞は肥やしとなります。
米は無農薬ですので安心安全、粒も大きく、つやがありもっちりとした食感です。
かつて合鴨農法は、日本各地の田んぼでよく見かけた故郷の景色でした。
日本の国には、四季があります。
春の田植えに始まり、稔りの秋に感謝しての酒造り…
酒造りとは、日本の“稲作”文化そのものが原点です。
”神饌”としての歴史であり、國酒とされる所以です。
小牧は、合鴨米を麹米に築き上げてきた100年の技術で醸された芋焼酎です。
「兎追ひし彼の山 如何にいます父母
志を果たして、 いつの日にか歸らむ…」
いついつまでも山靑き水淸き故郷…
そして四季とともに有る日本の国…
自然に育まれ清らかな水に恵まれた故郷こそが、”小牧” を象徴する醍醐味です。
●小牧 鴨神楽 赤●
この合鴨米を麹米に、芋はベニサツマ。
築き上げてきた100年の技術で醸された芋焼酎です。
蒸かし芋のようにホックリと風味と、紅芋の上品な優しい旨味…
ふくよかな甘い香りが広がり、ほんのりと芋の甘さもあります。
お湯割りで飽きなく楽しめますし、炭酸割やロックでも美味しくいただけます。
品目 ……芋焼酎
原材料名 ……サツマイモ(紅さつま)、米麹(合鴨農法米)
アルコール度数…… 25度
製造者 ……小牧蒸溜所
●小牧 鴨神楽 黒●
「鴨神楽」スペックの黒麹バージョン。
・合鴨米（田んぼに合鴨を放ち無農薬無科学肥料で育てた米）
・河内黒麹を使い、有機栽培の黄金千貫で醸した芋焼酎です。
黒麹ならではのコクやキレがあり、全体的にマイルド…
キリっとした味わいで ふくよかな芋の甘さも感じます。
お湯割りはもちろん、ロックも美味しくいただけます。
品目 ……芋焼酎
原材料……有機栽培黄金千貫 米麹（合鴨農法米）黒麹
アルコール度……25度
製造者 ……小牧蒸溜所
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