【久保田 千寿 秋あがり吟醸原酒 720ml】


【久保田 千寿 秋あがり吟醸原酒 720ml】

天保元年(1830年)の創業…

全国を代表する「久保田」… その醸造元として有名な朝日酒造。

新潟の”水と米と人”を信念に、品質本位の酒造りに徹してきました。 

日本酒「久保田」が誕生するまで―朝日酒造の歴史を辿る - KUBOTAYA

出典https://magazine.asahi-shuzo.co.jp/know/469

特に「酒造りは米作り」との考えから、農業生産法「(有)あさひ農研」を設立。

良質米の栽培、研究を続け成果を上げてきました。

あくまでも「品質第一」を念頭に努力を重ね、酒造業の王道を歩み続けています。

…余談ですが、当店は国内で最も早く「久保田」を取り扱った酒販店の一つです。

 

●朝日酒造の由来は「朝日山の水」●

日本酒「久保田」誕生から35周年 初めてのブランドリニューアル|朝日酒造株式会社のプレスリリース

朝日酒造の由来とは、朝日山より頂く「いのちの水」から…

古より湧き出る神水は、地元で「宝水」と呼ばれてきました。

層厚約三千メートルの地層を通り抜けた「清冽」な水です。

天保元年(創業)より、仕込水として護り伝えてきました。

酒造りに適した軟水は、醸造の際に穏やかな発酵を促します。

清らかで凛とした、綺麗な淡麗辛口酒の源泉となっています。

…日本では、山々の湧き水は人々に恵みをもたらす神水とされてきました。

「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」度会元長 神祇百首

”いのちの水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…

伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。

(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)

しあわせは、お陰様への感謝のこころから…

“清酒” とは、自然の恩恵に感謝する清き神酒(神饌)に由来します。

全国の酒蔵は使命として、水源でもある”鎮守の杜”を護ってきました。

食料としての田んぼ。
治水としての田んぼ。

いのちの水 いのちの米、日本酒造りの原点です。

 

●原酒を熟成させた “秋あがり” ●

秋といえば?】旬の食べ物や季節の花、紅葉など秋を楽しむ言葉や行事を集めました |じゃらんニュース

「秋あがり」とは、夏を越え秋まで熟成して酒質が落ち着き “円熟した酒” をいいます。

五穀豊穣に感謝する、稔りの秋…
待ちに待った祭りが催されます。

稲に綺麗に連なるお米 | フリー写真素材のふくなな

春は田植え、秋は稲刈り…

春植えざれば、秋実らず。

秋祭りとは、豊穣に感謝する収穫祭が起源です。

昭和22年までは、”新嘗祭”という祭日でした。

新嘗祭は、現在も行われている宮中祭祀です。

全国各地で、秋の祭りを迎える頃…

夏を越したお酒は熟成され、ちょうど旨味のピークとも重なり合います。

冬に仕込んだ『久保田 千寿』の原酒を、秋までじっくり熟成させました。

春、夏、秋と、原酒は、熟成と言う名の「蔵涼み」を重ねます。

熟成によって生み出された旨味は、なめらかで優しい飲み口です。

 

●五節句… 本日九月九日は「重陽の節句」●

9月9日「重陽の節句」 | 株式会社アミナコレクション

重陽の節句(旧暦9月9日)は、菊の節句と呼ばれます。

日本酒に菊の花びらを浮かべた「菊酒」を飲むことで…

無病息災や長寿を祈願する、日本の伝統的な文化です。

ちなみに、お酒に月を浮かべれば「逆月」サカヅキです。

日本人は盃に満月を写し、月読みの宴を楽しんできました。

月は自ら光らず、「愛」により輝き人々の歩む道を照らします。

新月は朔日詣り、満月の十五夜には感謝の心で手を合わせます。

 

●四季とともにある瑞穂の国●

9月9日は「重陽の節句」。菊酒・菊湯・栗ご飯、重陽の節句の風習と、菊の花にまつわることを調べてみた |  住まいの本当と今を伝える情報サイト【LIFULL HOME'S PRESS】

「稔 ネン」 = “年”(ネン)とは、穀物がみのる期間です。

「穀」の一年に一囘みのるに取りて、年の義を成しています。

「稔れば稔るほどに頭を垂れる稲穂かな…」

たった一粒の種籾から、稲は二千粒も三千粒も実をつけます。

「四季とともにある、日本の國…」

・一月一日「元旦」
・三月三日「上巳」
・五月五日「端午」
・七月七日「七夕」
・九月九日「重陽」
…本来の五節句です。

・十月十日と書けば「朝」という漢字に…

(久保田の醸造元は、「朝日」酒造です)

日本で「とつきとおか」といえば…

”いのち産まれる日” を指しています。

自然は至善に通じていて、優しく大きな愛に抱かれています。

特別な酒ではなく、いつも自然に寄り添える美味しい一本を…

味の移ろいを感じていただくために、変化が分かりやすい原酒を選択。

搾りたての生原酒ならではとなる、

濃厚でしっかりとした味わいです。

熟成によって、原酒が丸みを帯びて…

まろやかな味わいへと変化しています。

 

●キレと旨味…素晴らしい味わい●

久保田の真骨頂であるスッキリ…
且つ濃厚豊潤で旨味ある味わい…

…まさしく “秋あがり” の醍醐味です。

千寿ならではのキレ、やわらかな酸味。

さらに、とろっとした口当たりと旨味。

とても味わい深いため、お酒をメインにゆっくり楽しむことができます。

…祀り、そして天高く馬肥ゆる秋。

秋に旬を迎える野菜、例えば茄子やさつまいもなど…

また秋鮭をはじめ、上品な旨味のある魚介類や肉類…

秋の味覚とも、相性抜群のお酒こそ “秋あがり” です。

アルコール分 ………19度
日本酒度 ………+5.0
酸度……… 1.4
精米歩合……麹米50% 掛米55%

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