【 幻 純米吟醸ひやおろし & 誠鏡 純米無濾過生詰原酒ひやおろし】
【 幻 純米吟醸ひやおろし & 誠鏡 純米無濾過生詰原酒ひやおろし】
昭和20年代まで、皇室の神事に使われる御神酒「皇室新年御用酒」の栄を賜った酒蔵です。
明治4年、風光明媚な瀬戸内海に面した ”竹原の地”で蔵をかまえ 酒造りが始まりました。
「杯に注いだ酒の表情を鏡にたとえ、酒造りに精進する蔵人の誠の心を酒の出来栄えに映し出してほしい」
…初代当主の願いを込め、銘酒「誠鏡」が誕生しました。
また、 かつて “皇室新年御用酒” の誇りと自信を持って…
「誠鏡」は、シリーズ化され様々なお酒が世に出ています。
●御神酒「皇室新年御用酒」とは…●
「皇室新年御用酒」とは、昭和20年代(戦前)まで皇室にあった制度です。
全国新酒品評会で 第一位から三位に入賞した酒は、皇室の神事に使う御神酒としての献上を許されました。
元より 日本人は自然界の織りなす森羅万象を「神」と讃え、畏敬の念をはらい「神」と酒を契りました。
日本酒の発酵文化に高い関心を示しているのが海外の国々です。
日本酒の製造には、酵母と米が酒へと発酵する過程が必須です。
麹菌や酵母などは、自然界の微生物とともにあります。
日本酒は、米・米麹・水を酵母によって発酵させます。
こうしてできあがったものを醪 (もろみ)と呼びます。
醪を ”搾る” ことで、液状部分と固形成分に分けます。
神事でもある並行複発酵から、日本酒はできあがります。
伝統ある発酵方法は、日本の国にのみ存在します。
明治まで「神饌」として護り継がれてきた御蔭です。
有名な山田錦は、豊受神宮 度会宮の山田穂が原点です。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
神々のルーツでもある、いのちの水 いのちの米…
酒造りは神事と共にありました。
日本の国には、四季があります。
春の田植えに始まり、稔りの秋に感謝しての酒造り…
「稔れば稔るほどに 頭を垂れる 稲穂かな…」
“稔” と は “年” であり、「暦」の意味なのです。
“清酒”は、清き御神酒(神饌)に由来しています。
…本来伝えるべき「世界ユネスコ文化遺産」です。
●誠鏡 まぼろし 純米吟醸ひやおろし●
誠鏡は、唯一3年連続で ”皇室新年御用酒” の栄を賜った国酒です。
元より、新年の御神酒は高貴な神饌であり…
神事以外での、飲酒は許されませんでした。
まさに、「まぼろし」と敬称され 全国に知られました。
(※一説には、”幻の酒” の語源になったとされます )
御紹介は、広島県の酒米「八反錦」で醸した純米吟醸です。
しぼりたては、芯が通ったハリのある淡麗な味わいですが…
こちらの「まぼろし」は、半年が経ち味に深みが増しました。
秋を迎えて、やわらかな厚みのあるお酒へと熟成しています。
華やかな香りを残しつつ、味わいはまろやかで落ち着いています。
穏やかで落ち着いた香りと、深みのある味わいをお楽しみ下さい。
原料米……八反錦
精米歩合……55%
日本酒度……+3.0
酸度……1.4
アルコール度……16度
●誠鏡 ひやおろし純米無濾過生詰原酒 ●
冬に造られたお酒は、春先に火入れ(加熱処理)が施されて蔵の中で眠りにつきます。
夏が過ぎて 秋が訪れる頃、眠っていたお酒は程よく熟成…
旨味とまろやかさが増したバランスの良い状態となります。
一年を通し、日本酒の最も旨い飲み頃とも言われています。
「ひやおろし」は、この状態のお酒を加熱せずそのまま瓶詰め(生詰)したお酒です。
なかでも、こちらの誠鏡のひやおろしは抜きん出ており 素晴らしいといわれています。
収穫祭の季節を迎え、秋の味覚を引き立てつつ…
どの食事と合わせても、とても美味しく頂けます。
始まりから終わりまで、杯を重ねられる一本です。
旨味みある味わいを、秋の料理と一緒にお楽しみ下さい。
原料米……広島県産米100%
精米歩合……65%
アルコール度数……16度
日本酒度……-1
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