【七水 FOUR-SEASONS AUTUMN 】
【七水 FOUR-SEASONS AUTUMN フォーシーズンズ オータム】
天明8年(1788年)、江戸時代中期後半ごろ近江商人として、初代が宇都宮に酒蔵として創業。
酒造りに、宇都宮の “七名水” の一つ (虹の井) を仕込水としたのが 虎屋の始まりです。
…酒蔵の使命とは、水源でもある鎮守の杜を護り伝えることでもありました。
元々、日本の国は「水の都」…
各地で “七ツ井戸” など伝えます。
徳川家康公の生誕地である、ここ岡崎市大樹寺にも七ツ井戸伝承が残ります。
本来、家康公が整えたのは「治水」です。
東京には、107の河川があるとされます。
治水の着手により、江戸は開かれました。
また、家康公を祀る東照宮は「北斗七星」を顕しているともされます。
どの社寺の手水舎にも 、必ず ”ヒシャク”(北斗七星)が 置かれます。
北斗七星は舵を司る羅針盤となり、後に時を知らせる時計となりました。
北極星を回る北斗七星の位置が『十二支』の由来になったとされます。
度会神主家は、神宮創祀より月と星を鑑みて暦と稲作を伝えてきました。
(三重県伊勢市… 明治九年まで度会県度会府)
…食料としての田んぼ、治水としての田んぼ。
…いのちの水 いのちの米、日本酒造りの原点です。
●虎屋●
出典https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31808180V10C18A6000000/
現在、虎屋では地元真岡市出身の天満屋徳氏が杜氏を務め…
平成23年には、栃木県の杜氏制度 “下野杜氏”の資格も取得。
代表銘柄「七水」・「菊」を中心に、県外、海外にも商品を出荷しています。
「心躍る酒を」コンセプトに掲げ…
「Challenge & Change」の精神で…
酒米の特徴を最大限に活かして「旨み」を引き出し…
多様な酒造りで、日々進化する日本酒を醸し続けます。
近年、「七水」に高い関心を示すのが海外の国々です。
●世界のチャンピオン “最高賞” に…●
・全国新酒鑑評会「金賞受賞」
・平成29年インターナショナル ワイン チャレンジ「ゴールドメダル受賞」
・香港のアジア最大級の日本酒コンテスト「Oriental Sake Awards 2023」…
(※ 9部門チャンピオンから、さらに選定された頂点)
「SAKE OF THE YEAR」(※最高賞)に輝くなど…
国内外を問わず、全国屈指の素晴らしい受賞歴を誇ります。
●七水 FOUR-SEASONS AUTUMN●
「FOUR – SEASONS」
令和5酒造年度 四季 “秋” 最終章…
雄町米を使用して醸されました。
雄町米は、最古の原生品種で山田錦や五百万石のルーツとも云われています。
醸された酒は、雄町だけが持つ素晴らしい味わいで人々を魅了してきました。
しかし栽培の難しさから、戦中・戦後にかけて生産量が激減…
一時は “幻の酒米”とも呼ばれ、ほぼ生産が途絶えていました。
昭和初期になって、全国の蔵元から再び人気を集めて復活…
当時、鑑評会で賞を取るなら”雄町”とまで言わしめました。
第4弾は「秋食」に合わせて、バランス重視の味わいがベースの七水…
口にすれば、雄町米ならではの上品で綺麗な柑橘系の香りが立ちます。
輪郭のはっきりした旨みと、適度な酸味が優しく包み込んでいきます。
秋の夜空には、満天の星空と満月…
十五夜は「中秋の名月」という名でも親しまれます。
「稔れば 稔るほどに 頭を垂れる稲穂かな…」
まさに豊穣の季節に相応しい「七水」…
美味しい秋酒を、お召し上がり下さい。
原材料………雄町 等外米
精米歩合…..60%
アルコール..16度
日本酒度……―1.5
酸度……1.8
アミノ酸……1.1
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