【天星 試験製造酒2024 ミチシズクver】
【天星 試験製造酒2024 ミチシズクver】
天星酒造は、創業より100年以上の歴史を持つ鹿児島県曽於郡大崎町にある老舗酒蔵です。
かつて 大崎菱田の地は、岬の先端にある中洲でした。
…約2万5千年前に姶良カルデラの巨大噴火でシラス(白砂)が100m以上も降り積もり、今の地形になりました。
出典https://waterserver-mizu.com/interview/tensei-shuzo
御紹介の天星酒造は、丁度その中洲の上辺りに位置します。
鹿児島県は火山の多い地で、至る所から火山帯の特長である様々なミネラルを多く含んだ水があります。
水脈は大隅半島で一番高い高隈山から、菱田の海岸まで菱田川沿いに注いでいます。
菱田の地下水は、表土・シラス層・砂層・砂利層の地下に悠久の時をかけて100mも浸み込み天然の濾過層を通る「超軟水」。
自然に育まれた いのちの水は、鹿児島県でも唯一無二の “神水”として知られます。
…本来、日本では山々から湧く神水は”真名井の水”とされ 大切に護り伝えてきました。
悠久の古から、真名井(神水)と呼ばれた「いのちの水」。
(※”真名井”とは、日本の水に許された最高の尊称です)
”いのちの水”を授けたとされるのは “天村雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。
…全国にある酒蔵の使命とは、水源である鎮守の杜を護り伝えることでもありました。
元々”神饌”としての歴史であり、國酒とした証です。
(※酒造りとは、度会神主家が伝えてきた神饌に由来)
●普現堂湧水源を源流とする仕込水●
明治には 多くの酒蔵が菱田に集中していましたが、現在では天星酒造ただ一社となっています。
大隈半島の中ほどに位置する大崎町にある天星酒造…
明治34年(1901年)創業の伝統蔵です。
(※蔵は2010年、それまでの老松酒造から天星酒造と社名を変更しました)
志布志湾に面し、美しい海岸線を持つ大崎町は豊かな自然に恵まれた町です。
天星酒造では、平成の名水百選にも選ばれた “普現堂湧水源(ふげんどうゆうすいげん)” を源流に…
70mの白砂層で自然濾過された超軟水の自然水を汲み上げて仕込み水・割り水として使用しています。
…余談ですが、天星酒造は國酒”御苑”に その名を連ねています。
(※御苑 = 皇居内だけに許された限定銘柄…)
「後れ居て長恋せずは御園生の 梅の花にもならましものを…」万葉集
「御苑みその」とは… 皇室の御庭を指し、「御園」と同意語です。
●天星 試験製造 「ミチシズクver」●
サツマイモの新品種「ミチシズク」の可能性を求めて…
市販を目的とせず、試験醸造から生まれた芋焼酎です。
サツマイモの伝染病「基腐病(もとぐされびょう)」によって…
南九州のサツマイモは大きな影響を受け、深刻な状況にあります。
そうしたなかで注目を集めているのが新品種「ミチシズク」です。
基腐病に強く、この芋で焼酎を製造した酒質は”黄金千貫芋”を使用した焼酎に近い味わいを醸し出します。
天星酒造は、このサツマイモを使用し、試験蒸留を行ったところ…
驚くほど酒質が安定し、蔵人一同、納得の出来となったそうです。
多くのお客様に いち早く本商品の良さ、新しさをお伝えしたい…
そこで、敢えて銘柄には ”試験製造”と謳い商品化したものです。
試験蒸留から約2ヶ月間しか経過しておらず、新酒に近い酒質となりますが…
荒々しさが無く豊かな芋の甘みとハチミツのようなコク、余韻が楽しめます。
基腐病に強い期待の新品種「ミチシズク」を原料とした未体験の芋焼酎です。
試験的な醸造でしたが、素晴らしい味わいから販売されることになりました。
●味わい、テイスティングより●
グラスに注ぐと、豊かな芋の香りが漂います。
口に含むと、濃い旨みと甘み…
次いで、微かな苦味のある味わいが口中に広がります。
そのバランス感は絶妙で見事です。
クセのない印象的な旨みがあり、スムーズに喉を流れます。
喉越しはまろやかで、芋の旨味が心地良い余韻を残します。
オススメは、お湯割りです。
ロック、水割りもいけます。
試験製造、数量限定ですので…
どうかお早めにお求め下さい。
生産地………….鹿児島県
原材料………….さつま芋(ミチシズク)米 麹
麹……黒麹
蒸留方法……常圧常圧
アルコール…….25度
#試験醸造#芋#焼酎#天星酒造#ミチシズク#鹿児島#甘み#焼酎好き#焼酎#本格焼酎#sake#Japanesesake#酒好き#japanesedrink#shou#syouchu#酒屋#浪漫酒創庫あつみ#愛知県#岡崎市#お酒