【出羽ノ雪 超辛口純米酒しぼりたて 生原酒】


【出羽ノ雪 超辛口純米酒しぼりたて 生原酒】

 

山形県鶴岡市大山は、庄内地方の発展に大きな役割を果たしてきた城下町で庄内平野の南部に位置します。

庄内平野は、古くから稲作を中心とした農業が盛んで、今も品種改良や農業技術の向上に努める土地です

鶴岡市概要 江戸川区ホームページ

また 日本有数の豪雪地帯である朝日連峰に囲まれ、四季織りなす自然は冬の酒造りに最適の地でもあります。

万年雪が地中に溶け、ゆっくり地下を廻り自噴する伏流水はじめ… 最上川など良質で豊富な水源に恵まれています。

蔵の歴史は、大阪夏の陣にて豊臣氏が滅亡した翌年… 長く続いた戦国時代が終わった元和年間(1616〜1623年)にまで遡ります。

”徳川2代将軍秀忠の時代”この地に住む、度會 新右衛門氏によって創業した酒蔵が株式会社渡會本店です。

株式会社渡會本店 | 酒蔵ツーリズム

出典https://www.japansake.or.jp/tourism/contents/ja/yamagata/211.html

●酒造り「伊勢との絆…杜氏は刀自」●

伊勢市の風景写真 | 三重の風景写真なら三重フォトギャラリー

度會 新右衛門氏の祖先は、伊勢の国の度會郡より この地に移住してきたと伝えられています。

(奇遇ですが、当家も伊勢から渥美ヘ渡ったと伝えます。※三重県伊勢市…明治九年まで度会県度会府)

余談ですが、酒造りの「杜氏」とは… 神宮“度會“の「刀自」に由来するとされています。

 

“度会“の名前は 川に梓弓を橋代わりにかけて渡り 土地の王の娘と結ばれて「刀自(女性に対する敬称)に度り会いつ」といったので その川を度会川と云い 地名になったと『伊勢風土記』は伝えます。

伊勢國の風土記に曰はく 度會の郡と號くる所以は「天日別命」観地に出て参り會ひて曰ひしく「刀自に度り會ひつ」といひき。

大物忌(伊勢常明寺 ・岡崎宮妙見堂)が醸す御神酒が、後に穢れなき巫女へと受け継がれていったとも云われています。

 

渡會本店は、蔵に「出羽ノ雪酒造資料館」を併設している事でも知られています。

古文書はもちろん、酒造りの道具や酒器など… 日本酒の歴史を物語る貴重な品々が展示されています。

 

●「しぼりたて新酒」入荷●

とても長い歴史を持つ渡會本店ですが… それでも山形県では、5番目の古さの蔵になります。

今回は、蔵の代表銘柄「出羽ノ雪」“しぼりたて新酒“を御紹介します。

蔵のある大山は極寒の豪雪地帯で、今も寒仕込みでの酒造りを貫いています。

冬の訪れとともに始まり、寒の厳しさを活かし、それに即した仕込みをする昔ながらの手法です。

仕込み水には、日本有数の豪雪地帯月山・朝日山系花崗岩質山岳からの豊富で良質な伏流水を独自に精製しています。

そんな伝統を誇る蔵元から、今秋に収穫された地元山形県産米(100%)で醸されたフレッシュな辛口新酒が入荷ました。

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新鮮でキレのある辛口ですが、同時に原酒の旨味と しっかりした重厚な味わいを兼ね備えています。

雪国らしい伝統の寒仕込みならではの辛口は、まさに冬の味覚にふさわしく食との相性も抜群です。

元々 地酒とは稲作に伴う発酵文化であり、その土地の風土によって育まれてきました。

古より、日本の四季が織りなし結ぶ「國酒」を… 是非お楽しみください。

 

産地……………山形県(鶴岡市)

蔵元……………渡會本店

アルコール..18度

原料米…………山形県産米(100%)

精米歩合………65%

 

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