【羽根屋別格2種】

富山県は、日本三名山に数えられる立山を始めとする標高2000m以上の山々を県南部に有します。

その山々から豊富に湧き出る伏流水は、県内４ヶ所で名水百選の指定を受ける「名水の宝庫」です。

大切な良質の水が豊富に得られることから、酒造りに大変適しています。

そんな富山県の中心部となる、富山市内に…

日本は元より、世界に誇る酒造家が存在します。

出典http://www.toyama-sake.or.jp/publics/index/35/

その蔵元こそ、大正5年創業… 「羽根屋」を醸す富美菊酒造です。

●輝かしい受賞歴を誇る「羽根屋」●

国内外で高く評価され、日本を代表する銘柄となり… ＪＡＬファーストクラスに選ばれました。

世界最大規模となる「IWCインターナショナル・ワイン・チャレンジ」SAKE部門では…

2020年と2021年度、最も優秀な成績を修めた酒に与えられる「トロフィー」を獲得。

本年度は吟醸部門にて、さらに頂点となる「リージョナルトロフィー」に輝きました。

実に、世界のIWCにて3年連続トロフィー受賞という素晴らしい快挙を達成しました。

今回は、羽根屋より最高峰となる2種を御紹介します。

【羽根屋袋つり斗瓶囲い】

日本三霊山の一つ、立山の伏流水を仕込み水に用い…

長期低温醗酵で醸された、別格の手造り大吟醸です。

●贅の極み”袋吊り製法” 大吟醸酒●

出典https://www.ienomistyle.com/sakeguide/20171115-646

袋吊り製法とは…

モロミを搾る際に、藪田ではなく押し槽を使用し酒袋を積み上げます。

自らの重さで自然に滴り落ちた一滴一滴を贅沢に取り分ける製法です。

酒袋から滴り落ちた雫を、一斗瓶(容量18Lの大柄ガラス容器)に貯え…

低温－2度で、半年以上も貯蔵管理させた超貴重な別格大吟醸酒です。

厳寒のなか手間を惜しまずに、長い時間をかけて醸されました。

粒子を押しつぶさずに、液化発酵した旨味のみを得られます。

シルクのような滑らかさ…
えもいわれぬきめ細かさ…

まさに、別格の手造り大吟醸にふさわしい究極の酒です。

産地………… 富山県(富山市)
蔵元………… 富美菊酒造
原材料………山田錦
精米歩合…..40%
アルコール..17度

【羽根屋出羽燦々】

羽根屋初の試みとして「出羽燦々」で醸した数量限定酒です。

醸造技術研鑽のために選んだ山形県の酒造好適米”出羽燦々”…

出羽燦々は、麹菌が住みやすく…

際立った米溶けの良さにあります。

四季醸造蔵としての経験と、少量小仕込みによる丁寧な造りで仕上げられた一本です。

出羽燦々の特徴である透明感と、羽根屋ならではの綺麗な酒質が相俟って…

ソフトな旨みが軽快な酸と共に広がり、口溶けするように消えていきます。

後口の余韻も素晴らしい、優雅で上品な吟醸酒をお楽しみ下さい。

原材料………出羽燦々(山形県産)
精米歩合…..60%
アルコール..16度

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