【来福元祖くだもの 「パイン」純米大吟醸生酒】
【来福元祖くだもの 「パイン」純米大吟醸生酒】
茨城県明野町(現在は筑西市)に在る”来福酒造”…
1716年(享保元年) 、近江商人が筑波山麓の良水の地に創業と伝えられます。
筑波山麓の伏流水(軟水)の特徴を活かしながら…
「品質での真っ向勝負」を理念とした酒造りで現在に至ります。
出典https://raifuku.co.jp/blog/
酒蔵の中でも老舗中の老舗でもあり、筑西市唯一の酒蔵です。
来福の名は「福や来む 笑う上戸の 門の松」の俳句に由来しています。
酒を口にするお客様のもとに福が訪れるよう願いが込められています。
●美味しい酒造り… ”米”と”酵母”●
1000石と小さい蔵元ですが…
花酵母を中心に、数十種類の自社培養酵母を有することで全国に知られます。
お米の出来を見極めるために自社で精米し、酵母も自社で培養しています。
同じく、何種類もの酒米を用途により使い分け 様々なタイプのお酒が醸されています。
米は、日本全国の農家と契約栽培を行っており…
なんと、20種類の酒造好適米を使用しています。
●花酵母とは…●
一般に酒造りに広く使用されている酵母は、酒のモロミから分離されてきました。
近年は、これらの酵母を人工的に変化(変異株の造成)させて…
特定の醸造能力を高めた、様々な酵母が多く利用されています。
東京農業大学短期大学部醸造学科酒類学研究室では、無限の可能性を秘めた自然界に着目…
個性豊かで、特徴ある酵母を分離することを試みてきました。
試行錯誤を重ね、研究努力の結果…
自然界に咲く花々が持つ香味を引き出す、
優良酵母を分離することに成功しました。
…かつて人は自然の織りなす森羅万象を「神」と讃え、畏敬の念をはらい「神」と酒を契りました。
日本酒の発酵文化に高い関心を示しているのが海外の国々です。
日本酒の製造には、酵母と米が酒へと発酵する過程が必須です。
麹菌や酵母などは、自然界の微生物とともにあり…
伝統ある発酵方法は、日本の国にのみ存在します。
元々は、神饌としての歴史であり…
国酒として護り伝えてきた証です。
(※酒造りの原点は、伊勢神宮 度会神主家の豊穣感謝祭にあります)
しあわせは、御蔭様への感謝のこころから…
…今年も綺麗な花が咲きました。
…見えない根っこのおかげです。
まさに、神様からの贈り物というべき花酵母…
こちらは “アベリア” の花酵母を使用しています。
●元祖 くだもの「パイン」●
もっともフルーティーでトロピカルなのが、この「パイン」です。
アベリア花酵母での特性は…
・甘くフルーティーな薫り…
・酸とのバランス感の良さ…
・最後まで続くキレの良さ…
パインを筆頭に、リンゴやマンゴーや桃など…
トロピカルなフルーツの甘い香りを感じます。
含めば、上品な甘みと綺麗な酸…
最後にフレッシュ感を伴います。
来福くだものシリーズのなかでも…
パインは最高傑作とされています。
”くだもの”系日本酒といえば「来福」
トロピカルな甘さ、酸とのマッチング…
しっかりと綺麗に ”パイナップル”が詰まっています。
…自然は、至善に通じています。
…筑波山麓から戴く “いのちの水”
豊かで清らかな軟水での酒造りを、今に紡ぐ来福酒造。
軟水(神水)と、花酵母が織り成すハーモニー…
豊穣の秋、美味しい自然の幸をお楽しみ下さい。
産地…………茨城県(筑西市)
蔵元…………来福酒造
精米歩合……50%
アルコール……16%
日本酒度……−7
酸度……1.8
アミノ酸度……1.8
酵母……アベリアの花酵母
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