【育もと 純米吟醸 “真秀”】
【育もと 純米吟醸 “真秀”】
笠置、布引、鈴鹿の山々に囲まれた伊賀盆地は、伊賀忍者の里として有名です。
伊賀上野城が存在し、吉田兼好が”徒然草”を記した地でもあります。
また、俳聖”松尾芭蕉”の生誕地としても知られています。
年は 人にとらせて いつも”若戎”… 松尾芭蕉
(”若戎”は、度會神道の”常若”にも通じます)
山間の盆地ながら… 隣接する奈良・京都からの文化的影響を受け、古くから交通の要衝として栄えた地域です。
1853年(嘉永6年) 黒船が浦賀に来航したこの年… 7代目・義左衛門が藤堂藩より酒造りの印札を受け、酒造業を開始。
それまで蔵元の重藤家は、お伊勢参りの初瀬街道沿いにあった現在の地で「たわらや」という旅館を営んでいました。
筋向かいにある造り酒屋「蛭子屋」から、ある日「居抜きのままで商売を取り替えてはくれないか」と懇望され…
これを受けて酒造りの第一歩を踏み出しました。
●育み造られる…”育酛”●
出典https://www.igaportal.co.jp/store/19567
深き伊賀青山の豊かな自然の地で、若戎酒造の酒は醸されます。
自然の織り成す不思議な力を巧みに操り”蔵付きの乳酸菌”を取り込み、手間暇を惜しまずに育てた純米吟醸酒。
その名も「真秀」を御紹介します。
造るのでなく、自然に育まれ 造られる… 高品質の銘酒。
酒名は、真に秀でると書いて「真秀(まほ)」と読みます。
「真秀」は、山廃仕込で醸されていますが…
若戎酒造では、敢えて山廃仕込と謳わず「育酛(そだてもと)」と呼びます。
●育酛 (山廃仕込み)”真秀”●
日本酒造りにおいて、アルコール発酵を促す酒母造りは重要な工程のひとつです。
現在の酒母造りは「生酛」「速醸」の2種類があります。
その9割は自然の乳酸菌でなく、人工の乳酸を加える速醸酛造りと言われる製造方法です。
残り1割の生酛造りは、酒母を造る際に 空気中の乳酸菌を取り込むという… 昔ながらの日本酒の製造方法です。
生酛造りから「山卸し」の作業を廃止した日本酒の造り方を「山廃仕込み」、もしくは「山廃造り」と言います。
日本酒全体の9%が、この山廃造りという伝統的な製法で醸されています。
通常の酒母に比べて、二倍以上の時間と手間隙をかけて造られています。
こちら「育酛」の呼称には、育てられ 酒は造られる…そんな感謝の心が込められています。
自然の恩恵に感謝し、蔵に住み着いた守護神ともいうべき天然の乳酸菌を取り込み醸されます。
そのなかでも、蔵人が 真に秀でると冠した逸品こそ「真秀」…
じっくり時間と手間をかけた純米吟醸は、馥郁とした香り… まろやかでコクのある深い味わいです。
総生産量の70%以上が “吟醸クラス”という… 品質の高さでは三重県を代表する吟醸蔵 “若戎酒造”。
本物にこだわった、素晴らしいお酒を数多く醸しています。
日本酒好きの方には 必ず味わって頂きたい、お勧めの一本です。
産地…………三重県(伊賀市)
蔵元…………若戎酒造
アルコール..16度
原料米…….. 出羽の里(山形県産)
精米歩合…..60%
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