【桃の滴 純米吟醸】

【桃の滴 純米吟醸】
京都の伏見を代表する、老舗蔵元…
松本酒造は、寛政3年(1791年)に創業した歴史ある酒造会社です。
代表銘柄である「澤屋まつもと」など、全国にも広く知られています。
伏見の自然育む豊かな伏流水、選び抜かれた 特A地区の山田錦を使用。
引っかかりのない滑らかさと、いっぱいに広がる米の旨味とふくよかさ…
これらは伏水の「女酒」の性質が活かされているからこそと云われます。
…高瀬川沿いに佇む とても優美な家屋は、1922年(大正11年)築の「本社酒造場」です。
美しい景観は、近代化産業遺産や京都市「歴史的風致形成建造物」に認定されています。
京都・伏見の象徴的な風景として人々に親しまれています。
※女酒とは…
仕込水により、穏やかで甘くふくみある味わいの別称です。
●「桃の滴」命名に込められた想い ●

「我が衣(きぬ)に 伏見の桃の 雫(しずく)せよ」 松尾芭蕉
(伏見に咲き誇る美しい桃の木から滴り落ちる露よ、私の着物に染み込んでおくれ)
当時 盛んだった桃の栽培風景に感銘を受けて詠んだ、芭蕉の句から命名されました。
伏見は かつて「伏水」と書かれたほど、良質で豊かな地下水(伏流水)が湧き出る土地で知られています。
江戸時代に伏見城が廃城となると、その跡地(伏見桃山丘陵)一帯に数万本もの桃の木が植えられました。

桃が見事な大輪の花を咲かせるのは、桃山丘陵から湧出る清水のお陰でも…
「伏見の桃」の美しさとは、つまり「伏水」の恵みそのものだったのです。
古より、山々からの湧水は ”いのちの水”とされ 大切に護り伝えてきました。
「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ」 度会元長 神祇百首
”いのちの水”を授けたとされるのは “天叢雲命”…
伊勢神宮では、度会神主の祖とも伝えられます。
元々、日本の国とは「水の都」
… 食料としての田んぼ。
… 治水としての田んぼ。
しあわせとは、お陰様へ感謝をする こころから…
いのちの水 いのちの米、日本酒造りの原点です。
●神宮ゆかりの「特A山田錦」使用●

ご紹介の「桃の滴」は、国内屈指の最高米とされる東条地区産「特A山田錦」で醸されています。
「山田錦」は、「酒米の王」として あまりにも有名です。
元々、度会宮の「山田穂」を母として誕生したお米です。
山田穂とは、宇治山田の神田で栽培されていた稲穂です。
兵庫県美嚢郡吉川町の 田中新三郎氏が、神宮を詣でた際に…
草丈が高く、穂の大きい稲を度会宮の齋田で発見しました。
一穂を持ち帰り栽培したところ、酒造家から好評を博します。

そこで『豊受大御神』を祀る山田の地名より「山田穂」と名付けました。
また、同じく伊勢詣りの人々が御神酒があまりにも美味しいのに驚いて…
度会宮の「山田穂」を持帰り全国へ広め 「山田錦」へと改良されました。
日本最高の酒米として知られる、「山田錦」は…
大正12年、兵庫県で山田穂を母に誕生した品種です。
(※三重県伊勢市… 明治九年まで度会県 度会府)
…全国にある酒蔵の多くは、明治以降の創業です。
※ こちらは 高級酒米の代名詞である、兵庫県東条地区産の「特A山田錦」を100%使用しています。
●限定商品 桃の滴 純米吟醸 瓶囲い●

『我が衣に伏見の桃の雫せよ』を我が心の範とし、丹精込めて仕込んだ「桃の滴 」。
伏見桃山丘陵から伏水で醸され、あくまで食中酒としての日本酒を目指しました。
料理の味を邪魔せず食事を引き立てる、洗練されたキレる日本酒を醸造しています。
口当たりは滑らかですが 程よい酸味と苦味が調和して、後口は シャープにキレるのが特徴です。
上槽後、すぐ瓶詰・瓶燗、貯蔵することで発酵由来のガスを感じるスッキリした仕上がりです。

主張しすぎないため、京料理や薄味の和食、おばんざいなどを邪魔せずに引き立ててくれます。
また「女酒」の代表格である「桃の滴 純米吟醸」は、燗酒にも最適です。
実は「お燗」にすることで、そのまろやかさと旨味が開花するお酒です。
上品で穏やかな香り、原酒ならではのボリューム感と旨味が広がります。
※国税局鑑評会「燗酒の部」で2年連続優秀賞受賞、冷酒から熱燗まで幅広い温度で美味しく楽しめます。
…まさに芭蕉の句にある、優しく衣を濡らす「桃の雫」のような しっとりした質感を生み出しています。
精米歩合……60%
アルコール度数……16度
原料米……特A山田錦
日本酒度 ……2.5
酸度……1.7
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