【「七笑・秋純」純米ひやおろし】
【「七笑・秋純」純米ひやおろし】
「木曽路は、すべて山の中である」
…そんな島崎藤村の言葉にふさわしい「七笑」を御紹介します。
七笑酒造は明治25年創業…
100年以上の歴史ある蔵です。
出典https://www.kuramotokai.com/kikou/31
信州の南西に位置し、高い山々に囲まれた木曽路の谷合にあります。
七笑酒造のある木曽町福島は、かつて「木曽福島宿」という中山道の宿場町でした。
江戸時代から「難関な関所の町」として栄えており、明治以降も訪れる人は絶えませんでした。
● “信州木曽の旨し酒”の“礎●
中山道の険しい山道を行く旅人たちの楽しみは、なんと言っても「旨し酒」。
「旅の苦労は、旨し酒で七回笑って吹き飛ばす」…
「旨し酒」は 先人の心身にしみわたり、旅の疲れを癒し 今日まで親しまれてきました。
“七回笑って七福呼び込む 木曽の旨し酒”と称賛された… 旨さ際だつお酒です。
● いのちの水●
山また山の深い谷間を走る信州・木曽路の旧宿場町・木曽福島…。
七笑は、甘・辛のみに左右されない「旨口」の酒造りに力を入れてきました。
仕込水には、 霊峰「御嶽山」拝する 木曽駒山系からの伏流水を使います。
代々から護り伝えた井戸から湧く水は、どこまでも深く澄んだ 清く尊き “いのちの水 “…。
喉ごしが柔らかくまろやかな軟水で、
わずかに甘みを感じます。
木曽路を歩くとき、山中で綺麗な湧水に出会うことがあります。
静まり返った森に湧く清らかな神水…
七笑は、旨さとともに軟水に由来する澄んだ味わいも兼ね備えています。
●唯一の「最高金賞・トリプル受賞」●
酒造りにおいて、酒を微笑ませるには造り手に大きく左右されます。
蔵を支える柳沢杜氏を柱に、20年以上の経験を持つ鍛え抜かれた頭を含む蔵人7人の魂が一つとなって「七笑」は笑顔で産声をあげます。
「酒呑みを満足させる酒造り」が、七笑酒造の基本です。
2021年「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」では、七笑酒造の3銘柄が最高金賞に輝きました。
全国から1000点が出品され、最高金賞の〝トリプル受賞〟は史上初の快挙となりました。
●厳しい自然条件から誕生「美山錦」●
信州木曽路は寒暖の差が激しく、「夏でも寒い」と云われるほど冷涼な地です。
木曾御嶽山は 真夏でも残雪を頂に置き、木曽川の清流は手を切るほどの冷たさで知られます。
木曽谷深しと言われるように、七笑蔵のある木曽福島も谷合の町です。
緑深い木曽路の自然が造り出す清らかな水、標高1000メートルの澄んだ空気…。
厳しい自然条件のなかでこそ栽培される、長野県ならではの酒造好適米「美山錦」…。
木曽の自然•気候•風土を最大限に活かして、最高峰の美山錦で醸されたお酒が「七笑」です。
(美山錦は、寒さに強く寒冷地での栽培が可能なため、長野県を中心に8県で栽培されています。)
●コスパ抜群の美味しい「秋純」●
ひと夏を越えた熟成による旨味と、凝縮感のあるまろやかさ… コスパ抜群の秋純ひやおろし。
甘い柑橘系の香がいっぱいに広がり、軟水の柔らかな口当たりとのバランスが絶妙です。
味わいは「美山錦」の特徴を最大限に引き出しており、爽やかでいてまろやかな甘みがあります。
七笑らしい綺麗な酒質に旨味を加え、秋の味覚にしっかりとはまる食中酒に仕上がっています。
木曽の人々に「懐かしい故郷の旨酒」として愛され、旅人の心を癒す「七笑」。
人生は波瀾万丈… されど、どんな時でも“笑い”があれば 人は幸せな気持ちになれる。
「七たび笑えば福も来る…」
こんな時だからこそ、笑顔で一歩…
少しずつ少しずつ前へ歩いていければ幸いです。
産地…………長野県木曽郡木曽町
蔵元…………七笑酒造
アルコール…15度
米…………..長野県産美山錦100%
精米歩合……55%
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