【トイボックスヘブンヒル 2009年】

●トイボックスシリーズ●

どこか懐かしいレトロな雰囲気漂うおもちゃ（Ｔｏｙ／トイ）をラベルに配した、ウィスク・イーのオリジナルシリーズ。

おもちゃ箱から次々と飛び出す色々なおもちゃのように、ドキドキワクワクするようなウイスキーをお届けしています。

御紹介は、世界屈指のバーボンウイスキー原酒を保有していることで知られる家族経営の蒸溜所「ヘブンヒル・ブランズ社」のコーンウイスキーです。

「総生産本数は267本」…。
ラベル絵は「ポールスミスを彷彿とさせるスクーター」が描かれています。

●ヘブンヒル蒸留所●

出典http://www.zidaiya.co.jp/mizonokuchi/bourbon_tour16.html

ヘブンヒル蒸留所は1935年に設立されました。

なんと保有数は１６０万樽… 米国でも最大規模を誇るバーボンウイスキーのメーカーです。

生産量では全米で１位２位を争う蒸溜所で、200近いブランドを持っています。

本社は、ケンタッキー州バーズタウンにあり「ヘブンヒルバーンハイム蒸留所」と呼ばれています。

現在の主力蒸留所施設は、ケンタッキー州ルイビルにあります。

1996年に蒸溜施設が落雷によって炎上…。

現在は、買収したバーンハイム蒸溜所を立て替え生産をしています。

●質とレベルは世界最高峰●

ケンタッキーで誕生したバーボンウイスキーに誇りと絶対の自信を持っています。

ポリシーに、「ケンタッキーで最も尊敬されているバーボン」「質に妥協なし、最後の一滴まで良質」を掲げます。

そしてポリシー通り、質とレベルの高さは世界で高く評価されています。

こちらヘブンヒル蒸溜所で生産されているバーボンの多くは、原料の78%にコーンを使用しています。

●バーボンとは…●

バーボンは原料にトウモロコシを半分以上使い、アルコール度数80%以下で蒸溜。

続いて、内側を焦がしたオークの新樽にアルコール度数62.5%以下で詰めた後、2年以上熟成させるのが一般的です。

法律上、アルコール度数40度以上でボトルに詰められたアメリカ産ウイスキーを指します。

ちなみにスコッチは二条大麦の麦芽が原料で、スコットランドで生産されたウイスキーを指しています。

バーボンもスコッチも製造方法が法律で厳格に決められており、勝手に名乗ることはできません。

●コーン本来の甘みを軸にした味わい●

ご紹介は原料にコーンを８０％以上使用し、新樽ではなくファーストフィルのバーボンバレルで11年熟成したウイスキーです。

もちろんシングルカスクで、さらに割水しないカスクストレングスです。

色はゴールド。
グラスに注ぐと、先ずポン菓子の袋を開けたときのような甘く柔らかな香り…
バニラ、シロップ、香ばしいオークが拡がります。
最後は、ゆっくりとアロマティックなジャスミンへと変化して行きます。

口に含むとクリーミーで、コーンの優しい甘味やハチミツ、バニラの味わい…
そしてオーク、ゼラニウムのアクセントが加わり、優しい甘味が余韻となります。

荒々しさの残る一般的なコーンウイスキーとは対照的な味わいです。
コーンの優しい甘味を軸に、バニラやハーブが調和した熟成感ある柔らかな味わいが楽しめます。

※お一人様一本限りとさせていただきます。
※僅少数に付き売切れの際は御容赦下さい。

産地…………アメリカ（ケンタッキー州)

蔵元…………ウイスク・イー社

アルコール..59.9度（カスクストレングス）

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