【木曽路 純米ひやおろし原酒】

【木曽路 純米ひやおろし原酒】
長野県木曽郡にある湯川酒造…
慶安3(1650)年、2代目湯川九郎右衛門により酒造業が始められました。
(※長野県では 2番目に古い老舗酒蔵)

「送られつ 送りつ 果ては 木曽の秋」
人生そのものを、秋の木曽路の景色に重ね合わせた句…
かつて芭蕉が詠み、広重が描いた信州木曽街道(木曽路)。
木曽路にある 蔵元の標高は、936m…
日本で二番目の高さに位置しています。
その木曽谷の奥深く、薮原宿の片隅に “湯川酒造店” の蔵はひっそりと佇んでいます。
●木祖村だからこそ…低温長期発酵●

蔵で酒造期を迎えるのは、極寒の12月~2月頃…
木祖村は、マイナス18℃まで気温が低下します。
決して、酒造りに最適な環境とは言えません。
だからこそ木祖村の地で培われ育まれてきた、寒さに強い酒造技術を誇ります。
伝統の”山廃仕込”を始め、常に未来へ向けチャレンジを試みて発信しています。
こちらは 最も気温の下がる “大寒” に仕込まれました。
木祖村で一番美しい星空が広がるのと、同じ期間です。
1月〜2月の木曽路は、雪景色と星空が非常に美しい季節です。
「日本で最も星に近い酒蔵」として知られている湯川酒造店。
夜空を見上げれば、満天の星々…
日本の国には、四季があります。

伊勢神宮の度会神主家では、月と星の位置で暦を報じてきました。
(三重県伊勢市… 明治九年まで 度会県度会府)
社寺の手水舎には 、”ヒシャク”が置いてあります。
“北斗七星”を顕しているのだとも伝えられています。
航海では舵を司る羅針盤となり、時を知らせる時計ともなりました。
ちなみに、北極星を回る北斗七星の位置が『十二支』となりました。
北斗七星の位置を知ることで、日本の ”暦” は誕生したとされています。
木曽路の冬は、山の水が凍てつくほど冷え込みます。
「花開ハ真名井ノ水ヲ結ブトテ 藤岡山ハアカラメナセソ 」 度会元長 神祇百首
春、深雪が ゆっくり歳月をかけ 地中を廻り自噴する湧水…
山々からの「神水」は、 大地を潤し稲作を育んできました。
春の田植えに始まり、稔りの秋には感謝しての酒造り…
秋祭りには紅葉、山々が鮮やかに染まります。
… 月も星も、等しく私達の歩む道を照らします。
「しあわせは お蔭様ヘの感謝のこころから…」
素晴らしい美味しさは、心の優しさに繋がっています。
冬の間、低温長期発酵で じっくりと醸されました。
ひと夏 じっくりと蔵の中で眠ることで、角が取れて…
驚くほどに、まろやかな味わいに育っています。
●木曽路 純米ひやおろし 原酒●

冬に搾られた新酒が劣化しないよう春先に火入れ(加熱殺菌)し、大桶に貯蔵しました。
ひと夏を超して外気と貯蔵庫の温度が同じになった頃… (まだ、冷蔵施設のない時代です)
2度目の加熱殺菌をせずに「冷や」のまま、「卸(おろ)して」出荷していました。
そこから「ひやおろし」と呼ばれ、円熟し旨味ある秋酒として珍重されてきました。
「稔れば稔るほどに頭を垂れる稲穂かな」
今年も秋限定の『木曽路 純米 ひやおろし』が届きました。
麹(こうじ)を贅沢に3割も使用しているため…
お米の綺麗な甘みとコクがふわりと広がります

それでいて、原酒だから出来る心地よいキレがあり さすがの一言です。
マイナス18℃の極寒と格闘しながら命を吹き込む仕込み、まさにその時…
見上げる頭上に日本屈指の息をのむような満天の星空が広がっています。
輝く星空のラベル絵に思いを馳せて一献、素敵な秋の夜を演出します。
今夜は少し贅沢に、季節の移り変わりをグラスに注いでみませんか?
ふくよかなお米の旨味と ピュアな余韻、雪国ならではの心洗われるような美酒…
澄み切った満天の星空の下で丁寧に醸した一滴、心にも染みる格別の美味しさです。
アルコール分……15度
日本酒度……-1.8
原料米……ひとごこち(長野)
精米……70%
製造元……湯川酒造店
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