【「朝 あさつ」天上典雅】
【「朝 あさつ」天上典雅】
江戸時代から米穀商を営んでいた初代早川半三郎…
明治六年、現在の四日市市天カ須賀で酒造りを始めたのが「早川酒造部」のはじまりです。
創業の地(天カ須賀)の「天」と天下一品の酒を目指すという初代の願いから、主力銘柄「天一」が命名されました。
明治の間は 創業地で酒造りを続けていましたが、酒造りの基本である”いのちの水”を求めて、大正六年に現在の朝明川の辺りに蔵ごと移築しました。
出典http://www.ten-iti.com/
以来 百年近くにわたり、鈴鹿山脈を源流とする清流朝明川の豊富な伏流水に恵まれた川越町の地にて日本酒を醸し続けています。
●「朝(あさつ)」コンセプト●
今回は、三重県北部川越の蔵元「早川酒造部」と「三重問屋」が醸す特約店限定「朝(あさつ)」をご紹介します。
「朝」という言葉は、石川啄木の作品「鳥影」に登場する言葉を引用して名付けられました。
「なんでもない今日を、だからこそ、祝おう」
特別なものではなく、食卓にそっと寄り添う一本を…
小難しい言葉やスペックに捉われず、楽しめる一本を…
そんなコンセプトで醸された「朝」シリーズ。
なかでも「朝•天上典雅」は、”晴れの日”を祝う一本として生み出された「朝」ブランドの最高峰です。
●四季の日本… 十月十日は「朝」●
「四季とともにある、日本の國…」
一月一日「元旦」
三月三日「上巳」
五月五日「端午」
七月七日「七夕」
九月九日「重陽」…
旧暦では、本来の五節句。
余談ですが… 十月十日と書けば「朝」
…日本で「とつきとおか」といえば、尊い”いのち産まれる日”とも伝えます。
●志を同じくする「特約店のみ」●
「朝あさつ」は、選ばれし特約店のみの取扱酒となっています。
…本物の味を知らなければ、本物の酒を語ることはできません。
「地酒」だからではなく、本来「地酒」に込められる造り手の想い…
土地が育む いのち… そんな想いから土と米と水に根ざして誕生しました。
ちなみに「朝(あさつ)」は、愛知県では 当店が初の取扱店となっています。
●伊勢神宮ゆかりの「山田錦」●
酒米として有名な「山田錦」は、三重県の「山田穂」を改良して作られた品種です。
「山田穂」は伊勢山田(度會)の「神宮齊田」で栽培されていた稲穂が起源とされています。
伊勢詣りの人々が御神酒があまりにも美味しいのに驚いて、度會の「山田穂」を持ち帰り全国へ広め 「山田錦」へと改良されました。
●酒米「山田錦」と清流「 朝明川」●
日本酒の心臓ともいわれるお米には、酒米の王様と呼ばれる三重県産の「山田錦」。
シリーズ最高峰となる「朝•天上典雅」は、時間をかけて35%まで贅沢に磨いて使用。
いのちの水は、鈴鹿山脈から流れる”清流 朝明川”の伏流水を仕込み水として醸しています。
山田錦で醸された大吟醸酒は、もともと洗練された清く澄んだ透明感があります。
その芯白には 繊細な味わいがぎゅっと詰まっており、深い奥深さを醸し出します。
同時に山田錦の甘みと旨みは、とろけるような柔らかい余韻を残し消えていきます。
「手造りの優しさこそ、ほんとうの強さだ…」
百余年、品質本意をモットーに伝統や味を育み出し続けてきた、手造りの小さな蔵「早川酒造部」…
「朝」は、蔵の技術を駆使した渾身の一本…
どうか本物の味わいを、お楽しみください。
産地…………三重県
蔵元………… 早川酒造部、三重問屋
アルコール..17度
精米歩合…..35%
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